お仕事の依頼および著作等

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    谷本 (May_Roma)



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    日経BP BizCOLLEGE PREMIUM(プレミアム)2012年11月〜(不定期更新。ロンドン電波事情から転載)

    Cakes (ケイクス)2012年9月〜 (毎週火曜日)

    ロンドン電波事情 (WirelessWire) 2012年6月〜(不定期更新)

    『London Calling イギリス英語に耳をすませば』CNN ENGLISH EXPRESS メルマガ (朝日出版)2011年5月〜 (毎月一回/配信第一週目)

    世界のモバイル事情 欧州編(WirelessWire) 2010年7月〜9月

    世界のモバイル事情 インド編(WirelessWire) 2010年9月〜10月

    単発記事/調査/分析

    『2013年にくる技術】ソフトウェアデザイン 2013年1月号 94ページ 

    『イギリスにおけるスマートグリッドと通信事業者』KDDI総研 2012年5月 

    『アラブの春とソーシャルメディア』 KDDI総研 2012年4月

    『Everything Everywhereのブランド・マーケティング戦略』KDDI総研 2011年2月

    イギリスにおけるメディア規制(シンクタンク)2010年2月

    イギリスにおける電気自動車充電器(シンクタンク)2010年2月

    欧州におけるクラウドコンピューティング標準化(通信会社)2009年12月〜2010年3月

    イギリスにおける政策シンクタンクの動向(シンクタンク)2009年12月〜2010年2月

    日本のエネルギー市場規制の動向(英調査会社)2009年12月〜2010年2月

    イギリスにおける先進IT政策事例(シンクタンク) 2009年2月

    欧州における電波帯域規制(シンクタンク)2009年1月〜3月

    イギリスにおける電波帯域オークションの状況(シンクタンク)2009年1月〜3月

    欧州におけるITS無線帯域政策の方向性(シンクタンク)2009年1月〜3月

    日本のシステムインテグレーション市場概況 (米ヘッジファンド)2008年11月

    米国における電子政府向けロビーイング (通信)2002年

    携帯電話向け事業提案 (通信)2002年

    米国における先進ITサービス事例 (通信)2002年

    ユビキタスコンピューティング (通信)2002年

    共同システム戦略 (行政)2002年

    電波帯域オークション (行政)2002年

    文書保存システム戦略 (行政)2002年

    米国における電子政府政策 (行政)2001年〜2002年

    電子政府PFIに関する調査 (行政)2001年

    欧州における排出権取引オークションの概況 (行政)2001年


    プロジェクト等



    • SLD/OLA/SLA作成
    • サービスカタログ
    • ITサービスデザイン
    • 継続的ITサービス品質改善
    • プロセス改善 (Lean Six Sigma)
    • COBIT 4.1 導入およびトレーニング
    • ITIL Ver2/Ver3 導入およびトレーニング
    • ITユーザー企業およびサービサー向け業務記述書作成
    • 企業イントラネット改善
    • サービスポリシー
    • ITガバナンス
    • IT投資評価


    Twitterまとめ


    @May_Romaさんが語る。本当は「貧困」な日本社会。

    @May_Romaさんが語る。ノマド話(vol.1)

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    取材対応
















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    ハーフが美人なんて妄想ですから! ! - 困った「純ジャパ」との闘いの日々

    著者のサンドラ・ヘフェリン様(@SandraHaefelin)より献本(ありがとうございます)



    著者はドイツ育ちで現在東京在住の作家であり、日独バイリンガルの方である。双方の言語に精通し、
    NHKラジオ『まいにちドイツ語』にも出演されている。また『ハーフを考えよう』というサイトを主催しておられる。

    本書は、人種や国籍が異なる両親の間で生まれた「ハーフ」の人々が、二つ、もしくはそれ以上のアイデンティティ(自我)の間で揺れながら生活する実態を、描いた作品である。

    本書は「ハーフ」にまつわるあれこれを「あーこれってあるある」という軽いノリで書いてはいるものの、日本が抱える重大な問題を鋭く指摘している。本書の実態は、「娯楽本の皮をかぶった日本の文化人類学的考察書」である。

    指摘の第一点目。本書を読むと、日本の人々は、相手が自分と「所属する組織」が異なると、その人を受け入れることがない、ということがよくわかる。

    文化人類学者の中根千恵は「縦社会の人間関係」の中で、社会集団の構成の要因を、資格(構成員に共通したもの、例えば学歴、職業)によるものと場(地域、所属機関、立場)によるものに分類し、日本は場により社会が構成されていると分析した。



    本書を読むと、「ハーフ」は自分と所属する「場」がことなるよって、自分と同じ「場」には受け入れない、という態度を取る人が少なくないことがわかる。日本社会は変わったとは言っても、根本は、中根氏が分析した数十年前と何ら変わっていないのである。

    「そんなことはない」と否定される方、「私は違うわ」と言う方も大勢おられるかもしれないが、日本で「ハーフ」になってみないと実態はわからない。

    二点目は、日本の人々が相手の「所属組織」を「杓子定規に規定したがる」という点である。

    「ハーフ」に関しては、「ハーフは英語が喋ることができなければいけない」「ハーフはお金持ちである」「ハーフとは白人と日本人の混血である」という『あるべき論』が「普通の人々」によって延々と展開される。

    この人達の頭の中には、三重国籍を持っているが母語は日本語、一度も母国には住んだことがないアメリカ人、などは存在しないことになっているのである。

    筆者の知り合いの知り合いなど、父はアフガン人、母はラトビア人で、お互いの共通語はロシア語で、子供は家の中でラトビア語、ロシア語、パシュテュン語、英語、父の郷里のローカル言語など5つの言葉を喋りロンドンに住んでいて、国籍は三つあるが、日本の「普通の人々」は、このような子供を「何人」と呼ぶのか、筆者は大変興味深いのである。

    イギリスを始め欧州では、EU統合後人の行き来が飛躍的に高まり、今や異なる国籍や人種の結婚は少なくなく、国によっては結婚の半数以上が「異なる国籍の人と」ということがある。イギリスなどそもそも王室がドイツ系やユダヤ系で、イギリス人ではないのである。移民で成り立っている北米やオーストラリアは、さらに多様な人々がいる。

    あまりにも多様な人々がいるから「何人だからどう」「ハーフだから何語ができるに違いない」という質問は無駄なのである。

    通信技術の発達で、数十年前に比べ、多種多様な人と仕事する機会が増えた。ビジネスのスピードも上がった。日本ではここ数年、「国際化」、「グローバル化」「グローバル人材」という言葉が頻繁に使われているが、日本の「グローバル化」の障害になるのは「杓子定規な普通の人々の意識」のように思う。それが、「ハーフ」に対する態度から見えてくるのである。

    いくら、言葉遊びをしても、英語を社内共通語にしても、意識を変えない限りは、変化はないのである。

    僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる

    著者の松井博様(@Matsuhiro) より献本(ありがとうございます)




    松井さんは日米のアップルに勤務し、実務家としてプロジェクトマネージメントや管理業務などを体験した貴重な方である。ジャーナリストやコンサルタントなどの「外部の評論家」が書くアップルの「評論本」は山のように出版されており、よくわからない経営用語や哲学的な表現(結局何が言いたいのかわからない)で満載だが、本書はそのような「表層的」な書籍とは異なっている。

    「中から見るとどうなのか」「アップルって職場としてはどうなの?」「どうやって仕事してるの?」という、サラリーマンなら「多分最も知りたい部分」が書かれている。

    ジョブス復帰後のアップルは革新的な製品を世に送り出しているが、その源になっているのが、駄目駄目だった会社の管理体制を徹底的に叩き直したことだったというのが大変興味深い。いくら有能な人をそろえても、うまく使いこなす仕組みがなければ、良い物は生まれない。要するに勝利を導くのは「仕組み」なのだ。

    アップルが整えた「仕組み」は、どうも業績の芳しくない日本の組織にも十分応用可能だ。詳細は本書を読んで頂きたいが、今の日本は、「うまい料理人がいない港町」のような状態だと筆者は考えている。

    日本には労働意欲が高く、真面目で、勉強熱心な人は大勢いるのだ。

    これは、日本の電車が定時運行が当たり前だったり、物を送っても盗まれることはなく、会社やお役所に問い合わせればすぐに回答してくれる親切な人が大勢いることからわかる。

    物の品質も、昔に比べれば下がったとは言え、世界的に見たら高品質の物ばかり。
    スーパーで腐った物を売っていることはまれだ。

    これは、海外に住んだ人間なら身にしみてよくわかる。

    しかしこういう真面目な人々の意欲を高め、正当に評価し、うまく動いてもらう仕組みがうまくないのである。この仕組みがうまくないことは、これから「グローバル化したい」と行っている組織には大きな足かせになる。日本の外の優秀な人々は、日本人とは異なる言語を使い、異なる考え方をする。日本的な「阿吽の呼吸」は通用しないから、なおさら「うまく働いてもらう仕組み」が大事なのだ。

    これから海外で働いてみたい、会社で国際業務が増えそうだ、業績が芳しくないうちの会社をどうにかしたい、と思っている方は、ぜひ本書を手に取って頂きたい。








    「3.11 日常 Everyday Living」

    3.11 日常 Everyday Living

    監督のわたなべりんたろうさん(@RintaroWatanabe)より頂いたDVDを鑑賞させて頂く。

    この映画は、小出教授やソウルフラワーユニオンの中川さんなど、3.11後に「自分で何かをやっている人々」へのインタビューを中心としたシンプルなドキュメンリーだ。

    インタビューを受けた人の意見をねじ曲げるような編集や、全く関係のない映像の挿入など、テレビのインタビューなどでよく使われる狡猾な手法とは無縁であり、政治的メッセージやイデオロギーもない。

    シンプルだからこそ、監督やインタビューを受けた方々の真摯な気持ちが伝わってくる。「お刺身的なドキュメンタリー」という感じだろうか。実直で素直な作りだから、飾りはいらないのである。莫大なマーケティング費用を使って売り込むような映画とは対極の作品だ。

    これは、わたなべ監督が、南三陸にボランティアに行き「何かができないか」という素直な思いが制作のきっかけだということが理由である。お金を儲けたいとか、有名になりたいという虚栄心ではない。「何かをやりたい」「人のために役に立ちたい」という素直な心がきっかけなのだ。

    映画には以下のような言葉が出てくる

    利潤や利益のためなら無理にでも世の中を塗固めようとする意識の人達の存在が、あらかさまになったことに驚かされました。そして何とも言えない気持ちになりました(わたなべ監督)

    原子力村の人々には特別な責任がある。理念なき政治、人間性なき科学。自分のポストがあがれば良い、金儲けができれば良い。自分のことしか考えてない変わる期待はできない。(小出先生)

    3.11後の日本に必要なのは、わたなべ監督のような「素直な心」「真摯な態度」持った人、「他人のことを考えられる人」、そしてこの映画のように、「飾り立てずに真実を伝えること」なのではないだろうか。

    嘘や欺瞞はもうまっぴらだ、と感じている人は多いはずだ。周囲を変えていくのには時間がかかる。なら、まず自分から「正直に」生きてみたらどうだろうか。一人一人が正直になることで、何かが変わるかもしれない。

    参考にしてほしいのはわたなべ監督の活動である。監督は、元々サラリーマンだったが元々映画好きだったため、転職して映画ライターとなり、未公開映画の署名活動や執筆活動で活躍してきた。そして、「何かをやりたい」と思い立ち、クラウドファンディングを活用して100人以上の人から制作資金を集め、Twitter経由で出演者の人々にインタビューを申し込み、この映画を作ってしまったのである。

    日本には世界最高の通信インフラがあり、サウジアラビアやコンゴに比べたら何倍も自由に発言できる機会や権利があり、紛争中な訳ではなく、真摯に取り組む人を支えてくれる人達がいる。お金が足りなければアルバイトして稼ぐことも可能だし、クラウドファンディングで出資者を探すことだって可能だ。世界の大半から見たら、まるで天国のような環境なのだ。

    人生はたった一回しかありません。自分が本当にやりたいことに自分の時間を使うのが一番良いと思う。日本の人達は大企業に就職したり、よらば大樹の陰が良いと思っているが、そんなことで人生損だと思わないのかな。自分としてどうするかが本当に大事なことだと思う(小出先生)
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