【映画評】ウルヴァリン: SAMURAI

    X-Menシリーズ最新作であります。ロンドンでは7月公開なので、日本公開の一足先に見てきましたよ。

    ワタクシはX-Menシリーズの大ファンであります。理由を一言でいうと日本のネットで「なんであんな臭そうなオッサンが人気やねん」と超罵倒されているヒュー・ジャックマン様(ウホッ)の鑑賞なわけですが。

    さて、今回は舞台が日本ということで、去年から期待していたわけです。家人と「公開まであと何日だな」とウホッ、ウホッ悶えていたわけですが、我々の期待を激しくぶちこわして下さいました。

    他の日本が舞台のハリウッド作品同様、全編にチープなB級感と胡散臭さが漂う怪しい作品となっており、これまでのX-Menシリーズと一線を引きます。

    ヤクザ、忍者、寺、葬式、盆栽、大金持ちの家のドラゴンの扉、純和風家屋が実はハイテク館、サムライの鎧、刀、パチンコ屋、ヤクザの姉さんにしか見えない喪服を着た身内、ミスターロボット、ラブホ、魚村、残虐日本兵、ハラキリ、甲斐甲斐しく日本食を作る日本人おにゃのこ、スーパージジイ、雪の中の山奥、カンフーと、ガイジンさんが愛するジャパンな物がウンコの様に山盛りに詰まっており、日本側スタッフが「ちょっとこれは」と言った物の、ガイジンさんが「ミーはこれが好きよ!!!キルビルでミシーマで007ダイズツワイスで、忍者でクロサワーをレスペクト。シャラップ!!!!!」と吠えている風景を容易に想像できるのでした。

    詳しい分析などはそのうち出すメルマガに書きたいと思います。

    SF物、スーパーヒーロー物のファンだけではなく、バカ映画、B級映画、ガチムチ肉体が好きな方は必見。

    お勧め度 ★★★★★

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    【映画評】最愛の大地

    ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争が舞台の映画です。ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリー女史の初監督作品ということで、紛争が舞台のロマンチックが止まらないな作品を想像していましたが、硬派かつ生々しい作品であります。

    実はワタクシは1999年にボスニアを訪問し、紛争で戦っていた方の家にお邪魔してボスニア料理を頂いたり、国連職員やらNATOの兵士御用達のバーで飲んだり、ピザ屋でピザ食べていたらお給仕のお姉さんに「そこの川には死体が浮きまくっていて血のだったのよ」と教えて頂くなどの体験をしておりますが、現地の方の実体験と照らしあわせても、現実にかなり忠実な作りです。娯楽作品ではありません。

    近いうち発行予定のメルマガ(某社より出る予定)の方にこの辺りの詳しいことは書きたいと思うのですが、ボスニアというのはイギリスやドイツからは飛行機で数時間の距離で、日本で考えると香港や台湾で紛争が起こった感覚なのであります。社会主義の国ではありましたが、紛争が起こるまでは経済も政治も安定しており、周辺国の人々が、ちょっと安めのホリデーに出かける様なお気楽な場所だったわけです。

    そういう場所でも何らかの原因で人々の憎悪に火がついてしまうと、殺し合いになってしまうわけです。国とは何か、民族とは何か、憎悪とは何か、というのを考えたい方は映画館へ行かれることをお勧めします。

    お勧め度 ★★★☆☆
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