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    【書評】ランドセル俳人の五・七・五 いじめられ行きたし行けぬ春の雨--11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。




    ブックマン社様より献本頂きました。ありがとうございます。

    本書は、 小林凜君という小学生の句集です。凛君は未熟児として産まれたために、同級生よりもうんと体が小さく、運動機能にも問題があったため、ゆっくり歩いたり、バランスを取るのが難しい、という問題を抱えていました。それが凄絶なイジメに繋がり、凛君は俳句を作ることでイジメに耐えます。しかし、凛君の才能は、イジメがなかったとしても開花していたでしょう。

    同書を読み始めた方は、小学生の書いた句だとは信じられないかもしれません。野山や季節の移り変わり、虫、小鳥、家族などを題材とし、春の雨、夏の暑さ、祖母のちょっとした言葉、イジメられて一人になる寂しさ、祖父の死などの一瞬一瞬が、成熟した語感で鮮やかにとらえています。 正岡子規が好きな方にお勧めです。

    心地よいもの、素敵なもの、奇麗なもの、大事な瞬間、 小さなもの、弱いもの、儚いものへ向ける素直な心があるから紡ぎだされる句です。

    「自分って何が好きだったっけか?」と悩んでいる大人にこそ読んで頂きたいです。

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    【書評】セカ就! 世界で就職するという選択肢




    朝日出版様より献本頂き感謝です。感想を書くのがまたもや遅くなってしまいました(すみません。。。)

    さて、この本、海外就職研究家として活躍しておられる森山さんが、アジアで働く日本の若い方の例を、フィクションを通して紹介した本です。

    これまで日本ででていた「海外働き系」の本は

    (1)海外一流MBA取得等の「国際なんちゃら系」
    (2)元バックパッカーで現地で飯屋やってますの「バックパッカー系」

    の二通りが主でしたが、本書の違いは、その辺のフツーのサラリーマンや開発者が、アジアで働いてみるとドーナノヨ、を紹介している点です。

    海外で働くというと「うへえ!落合信彦みたいじゃないと無理だよねえ」と思い込む方が少なくないのですが、いえ、大多数はフツーのサラリーマン=こっち側、です。大体外国だって、(1)と(2)はマイノリティーです。

    つまり、外国に行ったって『こっち側が多いんじゃん。なんだ大したことないじゃん』なんですよ。

    ワタクシも外国で働いてそろそろ10年ぐらいなんですが、まあ、仕事なんて日本でも外国でもあんまり変わりません。嫌な上司がいて、やることも似てて、怠け者の同僚に、お局様がいるんです。休日は疲れて寝てるんです。

    ワタクシもその辺の勤労者です。机で弁当食べて「ほげ〜帰ったらメタリカのDVDみるっぺ〜」と考えながら「会議早く終わんねえかな」とか考えちゃってるんです。

    でも、まあ、外国で働くと、やっぱり日本との違いはあります。それは、期待されることだったり、休みの多さだったり、ギャグのセンスだったり、人間関係の感じだったり、色々です。

    仕事の本質というのは同じです。お金や人や時間を効率的に使って最大限の効果をうむ、それをお客さんに届ける。シンプルです。でもそのやり方が違う。ただそれだけです。

    どんな風に違うのかなあを知りたい方は同書を手に取ってみて下さい。「なんだ、俺にもできそうじゃん」と思うはずですよ。

    週刊めいろま Vol.8 大学奨学金に関する議論 - 高等教育は自己責任の時代(2)

    前回のコラムの続きです。

    日本ではここ最近、大学の奨学金に関する話題が盛り上がっておりますが、今回はイギリスの若者と大学の悲惨な状況をご紹介します。


    ◆競争原理にさらされる様になったイギリスの大学

    前回のメルマガでご紹介しましたが、連立政権の大学改革により、イギリスの大学は政府からの大幅な「教育補助金」カットにさらされ、学生に学費をチャージすることで運営資金をまかなう必要に迫られる様になります。つまり、学生がたくさん入学する大学ほど資金が豊富になり、人気のない大学は資金難に陥ります。

    国の規制を満たした上で大学を運営し、なおかつ、自分でマーケティングをせっせとして学生集めをしなければお金が入ってこなくなってしまったわけです。これは、いままで親方日の丸で、売り上げのことは一切心配しなくて良かった田舎のお役所が突然民営化され、お客さんから日銭を集めなくてなならなくなった状況にちょっと似ていますね。

    学生に人気のない学部は学生が集まらないため十分な資金がありません。イギリスは他の国同様景気が悪いので、就職に直結する学部は大人気ですが、人文系の学部は閑古鳥が鳴いています。

    例えば、経営系の学部は1クラス400人なのに、哲学部は1クラス5人の学生しかいない、ということが発生します。教員や事務員の数は同じですから、かかる経費は同程度とすると、経営学部の収益率は哲学部の80倍です。従って、様々な大学で、儲かっている各部の「売り上げ」を人気がない学部に分配して、赤字を補填するということが起こっています。

    これまでちょっとのんびりしていた大学も、学生集めの競争と、研究業績評価をださなければならない、という二重の競争にさらされるようになったわけです。

    さらに、学費がグンと値上がりしたので、学生の要求も高くなります。教員や大学に対して「授業がひどい」「もっと面白いことをやってくれ」と堂々という学生が増えます。教員評価アンケートもやりはじめたので、学生の「お客様の声」が教員の教育業務の評価に反映されることもあります。

    それまで適当に仕事していた教員も、厳しい競争原理にさられる様になっています。教育の他に研究評価もありますので、教員の負担は20年前に比べて大幅に増えています。

    ◆それでも資金難のイギリスの大学

    残念ながら、少なからぬ大学は、資金難に喘いでいます。大学の教員や事務職員の人件費、固定費などに影響が出ています。例えばオックスフォード大学の場合、大学側は学費収入の他に学生一人あたり7,000ポンド(約100万円)の「売り上げ」を得なければなりません。同大学の教授は、施設整備などきちんとやるならば、学生の学費は年16,000ポンド必要だと述べています。

    ◆ 学費がいきなり三倍に!

    イギリスでは大学学費の徴収が1998年に始まりました。当時は年1,000ポンド(約15万円)でしたが、2012年には政府の「教育補助金」カットを受けて、大幅に値上げされました。大学側は、イングランドとEU出身の学生が、一人当たり最高で9,000ポンド(約135万円)請求することが可能になりました。

    これは、 2012年以前のなんと三倍です。

    学費の平均は8,000ポンドですが、多くの大学は上限目一杯の学費を請求しています。例えば、ロンドンのキングスカレッジの場合、年9,000ポンドです。

    ◆卒業後650万円の借金を抱えるイギリスの大学生

    イギリスの景気も悪いので、学生の親は、学費や生活費を全額負担することはかなり難しくなっています。そのため、少なからぬ学生が借金して大学に通います。イングランドの大学生は、卒業時に43,500ポンド(約650万円)程度の借金を抱えます。学生の多くは、政府の運営するThe Student Loans Company(学生借金会社)から借金しています。

    *この記事はメルマガ「週刊めいろま」一部抜粋し内容を編集した物です。全文を読みたい方はこちらからご登録下さい。初月一ヶ月無料です。

    「日本が世界一貧しい国である件について」が代々木ゼミナール模試で使用されました



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      【書評】英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?~就職活動、仕事選び、強みを作る処方箋  [Kindle版]

    著者の大石さんよりデジタル献本頂き大感謝です。
    感想を書くのが遅くなってしまい申し訳ないです。



    この本なんと100円です。そして自費出版。30分程度で読めるコンパクトな長さ。

    私は今後は電子書籍というのは

    数百円
    新書よりやすく雑誌程度の値段
    • 著者が直接執筆&編集
    コンパクト

    というのが主流になって行くんだろうなあと考えていますが、同書はまさに「ザッツ電子書籍」であります。

    ただ、最近Kindleに増えている「素人が雑文をまとめて売ってみました」という本とは全く違います。

    大石さんは元経営コンサルタントで、現場で実務に携わってきた方なので、スラスラと読むことができる「プロの文章」です。スラスラ読めて、わかりやすく、一発で頭に入る、というお手本。(なお。個人的には実務経験が全くない作家さんなどのエッセーや小説は、実務においては「悪文」だと考えています。娯楽のためであって、実務向けではありません)

    さて、本書の題名をみた大学生や若い会社員の方の中には、「ギグっ」となる方もいるかもしれません。しかし、ご安心を。この本は、決して文系学生を煽る本ではなく「どうしたら良いか」「何ができるか」を丁寧に説明した本です。

    個人的に特に読んで頂きたいのは「第一章 好きなことを仕事にするより、得意なことをしなさい 」です。そうです。向かない続きません。辛いです。「みんながそうするから」と、自分では本当は向いてない仕事をしたり、「就職ランキングで人気だから」と自分には本当はあっていない会社にいっては行けません。

    餅は餅屋、人はそれぞれ、自分は他人と違うんです。では、向くこと、得意なこと、というのは何かというと「あんまり考えなくてもスイスイできてしまうこと」です。

    「第5章 アジアで就職するという選択肢」も面白いです。ワタクシも就職先を日本に限定する必要はないのだ、と何度も書いていますが、海外就職の例の一つがアジアです。

    ただし、アジアと一口に言っても、仕事となると旅行とはまた別です。

    国によっては日本以上の学歴主義、階層社会ということもありますので、現地で先進国と同水準の給料を得ようと思うのであれば、現地のエリートクラスの人と同等、もしくはそれをしのぐ技能や語学力が必要なこともあります。いずれにしろどこの国でも、仕事をこなせるレベルの英語は必須です。(挨拶ができるとか、ちょっとした自己紹介ができる、というレベルではありません)

    日本でうまく行かなかったからアジアなら何とかなる、という気分だと、「想像と違った」ということになる可能性があるので、十分な下調べをしてからチャレンジする必要があります。最初に3−4ヶ月滞在してみるという「お試し移住」というのもいいですね。

    また、海外生活が合わない人というのもいます。物事が進むスピード、労働倫理、衛生概念、契約概念、食べ物、匂い、住居、風景、すべてが日本とは違います。旅行の時は、あくまで短期間の滞在なので、そういう違いを「面白い」として楽しめるのですが、住むとなると、色々あります。

    精神的にきつい、合わないな、とおもったらスパッと諦めて日本に帰国する、違う国に移動する、というフットワークの軽さは重要です。何事も無理する必要はないんです。

    まあ、でもしかし人生は一度っきりです。海外で就職してみたからって命を取られるわけではありませんので、十分な下調べをしてから、ぜひチャレンジしてみて下さい。海外での生活の様子などは、大石さんのブログを読むと参考になります。


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