スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    週刊めいろま Vol.45 【夏期合併号】Q&A特集「BBCはネット掲示板などをネタに報道しているか?」「海外生活は快適か?」

    ■ 目次
    Q&A特集号
    「BBCはネット掲示板などをネタに報道しているか?」
    「イギリスではお局のいびりはあるか」
    「イギリスでセラフィールド社が福島廃炉の協力契約したのは報道されたか?」
    「海外生活は快適か?」
    「日本で養育費を強制徴収する政府機関を作るべきか?」
    「イギリスにおける女性の権利獲得の歴史」

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    Q&A 特集号

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    今週号は夏休み特別号として、Q&A 特集です。

    ----------------------------------------
    ‏@gudavon さんからの質問:
    めいさん。NHKの今晩の看板ニュース番組「ニュース9」で2chをソースにした報道があったそうです。なんでも匿名の書き込みを国民の世論として引用したということですが、BBCでは同様のスタイルの報道ってありますか?
    http://matome.naver.jp/odai/2140007053794441701
    ----------------------------------------
    え〜BBCもソーシャルメディアやブログの書き込みを引用して報道をやっています。むしろ日本よりもオープンにやることが多いんじゃないでしょうか。良くあるパターンは有名人や一般の人のTwitterのコメントを「この人はホニャララといっています」「こんな意見がありました」とそのまま放送したりです。

    ただネットの書き込みを「世論」として紹介することはありませんね。そもそも「世論」とは英語ではPublic Opinionといいますが、17世紀頃から形成される様になったと言われています。イギリスの場合、コーヒーハウスやジェントルマンズクラブ(会員しか入ることができないサロン)で人々が意見交換をしたのが始まりだといわれています。現代においては、政治や経済に影響を及ぼす一般の人々が意見を交換するのはコーヒーハウスやジェントルマンズクラブに限りませんので、人々の意見を包括的に表すと思われる集団から適切な形で意見を選び出さなければなりません。そのため世論調査をやる場合は、適切な集団からランダム、さらに統計的に優位な数のサンプルを選び出して調査をおこなうわけです。
    - - - - - 無料版はここまで - - - - -
    続きはブロマガを購入して楽しもう!
    このコンテンツはブロマガ(有料)です。
    購入すると続きをお楽しみいただけます。
    ブロマガって何?

    【大人の自由研究読書】「基礎から学ぶ機械工学」69%オフ299円と激安なので買ってみまsぎた。その他夏休みに読みたい大人の自由研究本



    ワタクシの身内は自動車開発者や実験者、火薬製造会社、船のエンジニア、製図屋さんなどモノツクリ系の人ばかりなのでありますが、ワタクシ自身はモノツクリの人ではありません。彼らが材料の話やら機械の動かし方の話やらをしていると、わからぬことだらけなので、時々モノツクリ系の本を読んでみたりしますが、普段使っている機械や技術はこうなっているのか!と驚くことが多く、飽きることがありません。世の中は知らないことだらけです。本書は入門の入門でありますが、大人の自由研究として夏休みに読んでみてはいかがでしょう。割引になってるのでワタクシは早速ポチりました。




    ワタクシはこちら紙でもっておりますが。生命の不思議というのを学ぶと、その辺の政治論争とか戦争とかネット炎上とか誰が儲けたとか、陰口とか、PTAがどうとか、そういうことは大変バカバカしいこととして、どうでも良くなるわけです。宇宙の真理に比べたら、会社や仕事など些細なことに過ぎません。人間などその辺のミジンコと同じ単なる生命体で、遺伝子の乗り物に過ぎないわけです。



    原発とか再生可能エネルギー(日本ではなぜか自然エネルギーと呼びますが世界的にはこちらの呼び名が普通ですね)の話をするにも、電気はどうやってつくられるのか、の基本の基本がわかっていないとお話しになりません。夏休みにこういう工作をやってみるのも楽しいですね。お子様がいるかたは夏休みに一緒にやってみてはいかがでしょう。



    これも案外内容が濃く面白い本です。金属というのは身近にありますが、案外どのように使われているとか、どういう性質があるというのは知らないものです。金属の性質を理解し、活用して来たからこそ今の人類の発展があるといっても差し支えないでしょう。



    確率や統計というのを理解していないと、仕事でも私生活でも大損することが多数です。投資本なぞ読んでないでこういうのを読みましょう。



    巨乳が良い、あの男はカッコいい、金持ちはいい、というのは絶対的なことではなく、単に脳がそのように「事象」を認識しているからに過ぎません。認知症老人と接しているとよくわかりますが、高次脳に障害が発生すると、そういう認識ができなくなるわけです。世間、国家、価値観というのは、我々の脳が作り出した幻想に過ぎないわけです。

    以下その他のお勧め本です
    ============
    Kindleをお持ちでない方はこの機会に買いましょう。急速充電器、カバー、保険も忘れずに。充電器がないと充電に時間がかかるので本当に大変。。。カバー付けておかないと落としたら割れます。



    その他のお勧め本

    =========
    AERAの長生き特集で記事を拝見して以来ずっと気になっていた福井福太郎さん100歳の本がKindleででていることを発見。しかも安くなっておりました。参考になる言葉がたくさんです。



    手塚作品の中で自分的な最高傑作は「アドルフに告ぐ」であります。激安なのでとっとと買いましょう。ヒットラーを巡るミステリーからドンドン内容に引き込まれて行きます。運命の理不尽さ、人間の冷たさがこれまでかというほどに描かれ、その辺の映画より全然面白い。戦争を実際に体験した世代ではないと、ここまで深く描けないだろうなあと思います。





    実はブラックジャックの楽しみ方は医学知識がメタクソとか、これありえねーだろ!!とか、ちょっとこの人種認識はヤバくないかという所ですね。よく考えたらとんでもない話ばっかりなんですよ。主人公が爆弾事件の被害者で体がバラバラになって行き伸びたとか。ハリウッド映画も真っ青のホラー設定。エグイお話が多いですが、もともとホラー漫画でしたからねこれは。途中までリンク貼りましたが、面倒くさくなったのであとは自分で検索して下され。22巻まであるでよ。



    ブッダも結構えぐいお話がでてまいりますね。目をえぐられてるとか、ブッダさん妻子を捨てて逃亡とか良く考えたらとんでもねーダメンズだだろこいつ、でございますよ。しかも最後はゲリ。あのゲリのシーンをガイジンに見せると「ちょっとジーザスと随分チガクね。。。」と驚くのですよ。ゲリ、すごいな。あと仏教史とか字で読むのが面倒な人はこれを読んで、ガイジンに「ブッダとは。。。」とドヤ顔で語るといいです。「おーゆーは凄いインテリジェント」と絶賛されますがマンガで覚えたとか言ってはいけません



    読んだのは小学生の頃なので30年以上前でありますが、ブッダとセットで読んで頂きたい傑作です。マンガというよりも哲学書ですな。リンク途中まで貼りました。



    いきなり話がドロドロです。親に売られるというスーパー悲惨なお子様の話から始まり、人間のエゴが嫌というほど描かれます。スプラッタな描写も多いです。連載当時は人気がなかったそうでありますが、なぜかジャングル大帝やアトムよりもなぜかこっちの方が好きですね。



    龍馬本はどうも実態とかけ離れている気がしてあんまり好きになれないものが多いわけですが、こちらの方が全然面白い。人物だけに頼らず巧みなストーリー展開で読ませます。リンクは途中まで貼りました。



    Kindle版ではなくセールにもなってないんですが、こちらも是非読んで頂きたい。手塚先生の戦争体験を元にした短編を集めたものですが、ワタクシね、手塚先生は戦争体験というのが全ての作品の下地になっている気がするのです。どの作品を読んでも、暗さがあるんですね。ギャグなのに暗い。そして人間の冷徹さや残酷さが徹底的に描かれている。少年向けなのに青年誌よりも暗い。しかもキャラは可愛らしいのに、わりと頻繁にエグイ描写が登場します。真っ二つの人体、内蔵、病気にかかった人間など。多分戦争中に実物をみておられるんでしょう。戦時中の体験が執筆動機だったのではないか、と思うのですよ。そして、あまりにも強烈な体験をしたためにどの作品にも潜在的にそれがでてしまう。これは戦争を体験した他の漫画家さんや作家さんも同じかもしれません。感受性の高い人であればそうなるでしょう。



    とうとう電子化されましたねえ。ワタクシはハードカバーで持ってますが(もうボロボロ)電子でも買おうかなと思ってます。なにせ持ち運びに不便なので。。。。司馬先生の本はどれも好きですが、竜馬は特に面白いですね。でもこの人今生きてたら一秒で一億円稼ぐとか言ってる気がするんですよね。。。(どう思いますかみなさん)読んだことがない方現在割引中ですのでぜひ挑戦してみて下さい。司馬先生の文体はリズミカルでとても面白いです。ところで、早く「街道をゆく」を電子化してれないかしら。。。



    「アルゴリズムが世界を支配する」は以前角川セールの際にご紹介しましたが超お勧めですのでぜひ読んで下さい。

    西原先生の本は買いましょう。週刊誌一冊分の値段ですが人生とは何ぞやを学べます!


    「コウノドリ」はモーニングの連載で読んでおりますが、出産というのはこんなにドラマチックなのかと毎回感心する漫画です。様々な医学知識も学べるので雑学としても面白い。ところで皆さんお読みになったら風疹の予防接種だけは受けて下さいね!



    ==============
    その他の割引になっているお勧め本
    ==============



    名古屋大学大学院の伊勢田哲治先生の「哲学思考トレーニング」。この本の素晴らしい所は、哲学的な考え方というのをどのように日常に生かすか、ということを、初心者向けに書いておられる点です。

    キリスト教圏における議論や建設的批判というのは哲学的な考え方が元になっている部分があるわけですが、建設的批判、すなわちクリティカルシンキングというものを理解するには、哲学的な考え方をマスターするのが近道です。その辺のクリティカルシンキング本とかMBA何チャラ本は買っても無駄です。なにせ本質が書いていない。週刊誌一冊分の値段でこういう本が手に入るのは素晴らしいですね。



    塩野先生のローマ人シリーズがやっとKindle版になりました。ワタクシは紙でもっていますが、先生の本はどれも大好きです。ローマに住んでいた頃は先生の本を片手に町歩きをしたものです。



    塩野先生のこちらの本もお勧めです。エッセー集でありますが、ワタクシは先生の単刀直入かつ日本の男性に手厳しいご指摘が大好きです。ワタクシは紙でもっています。

    テルマエロマエも面白いので超お勧めです。ワタクシは紙で全部持ってますがw (ダンコーガイさんのブログで書評を読んだのがきっかけ。だから映画化のかなり前からファン)



    これは先日ご紹介しましたがスーパーわかりやすい簿記の本です。実務家の方が書いてます。中高生にも読んで頂きたい。サラリーマンなら絶対に読んで下さい!



    お金の話が苦手な方(ワシじゃ)でも理解可能。ただ金融商品に手を出す時は注意いたしましょう。手数料などもきちんと計算しましょうね。何もお勉強しないで株やらFXやらやっている方は絶対に読んで下さい(結構いるみたいね。。。。)



    数学の話でありますが、数字が超苦手なワタクシでも読めました。メインテーマは数学は日常生活に役に立つのか、であります。IT業界の人間といたしましてはRSA暗号のお話がでてくるのが嬉しかったです



    ワタクシが大ファンの米原万里先生の本も割引になってます。先生の本は実は全部紙でもっておりますが、ナンシー関先生と並び、亡くなったのが本当に悲しかった作家さん。(米原先生の場合は本業は通訳でありますが)ロシアと東欧についてこれだけ面白い本を書ける方は他におりません。先生の子供時代の東欧の話が特に好きです。



    これは古典的な名著でありますね。日本の空気がウザイと思っている方必読です。ワタクシは学生時代に紙で読みました。



    ワタクシの大好きな池波正太郎先生。何が好きって粋な文体ですよ。文体を眺めているだけで楽しいんです。



    町山先生の本は映画論も面白いですが一番面白いのはこういうアメリカのDQNを紹介するネタなんですよ。シリコンバレーとか大統領とかFBIとかそういうカッコいいアメリカとはほど遠いトホホな人々がワラワラ大量に湧いてるのがアメリカなんですわ。



    これは角川セールの時に買った方もいると思いますが、佐藤勝先生の必読の書です。



    ワタクシはこれを定価で買ったので今泣いています(うえええん)ワタクシ血糖値管理値しなくちゃいけない状況なので(ある事情で数ヶ月すればしなくて良くなるんだけど)早速買ったんですが物凄く助かってます。食物繊維やタンパク質の多い健康的なメニューが載っているのもグー。こっちの医者に炭水化物は極力減らす様にと言われてるので、ゼロにはしてないんですが、炭水化物少なめの食事にしてるのですよ。2型糖尿病が心配な方、肥満の方、食生活がコンビニやファミレスの糖質過多な食事の方はお読み下さい。ただし炭水化物ゼロの食生活はダメですよ。健康に問題ある方はまずは医師の診断受けて下さい。



    自衛隊の内側がわかるルポですがミリヲタ向けでもお固い本でもございません。ほう、中はこんななのかというのがわかる本です。ワタクシは自衛隊物が大好きなので早速ポチりました。



    これも以前こんなに割引してない時に買ったんですが、面白い本でした。進化生物学から世の中を読み解く本であります。働かない人というのは人間の世界以外にもいるそうであります。びっくりであります。宇宙や物理、生物、数学など世の中は知らないことだらけです。こういう研究者の方が書いた本を読むと、人間社会の神髄と言いますか、本質というものが見えてきますね。


    ============
    以前角川セールの時にご紹介したお勧め本
    ============



    ケルトに関する本が割引になっております。欧州文化とケルトは切り離せないもので、欧州の文学や文化理解には書かせません。イエイツの本は詩人らしい文体で良いです。安くてありがたい。



    現代のアボリジニがどのように生活しているか、前々から興味があったのでポチりました。丁寧なフィールドワークを元にした良書です。



    現代資本主義社会における価値と価格とは何か。競争がどのように価格を決定するのか。資本主義社会の本質をついた良書です。



    中世欧州の食生活というのは、なんだか面白いメニューに溢れており、面白いです。



    絶望とは何かを描いた本であります。この厚さでこの値段というのはお得であります。



    近代欧州に特化した歴史本というのは日本語では案外ありません。これはコンパクトで読みやすい上、啓蒙思想やアイルランドにも触れている点が良いです。お値段も手頃です。しかしこれを読むと欧州というのは延々と戦争をやって来た土地だということがよくわかるでしょう。



    過去の日本は実は完全な鎖国ではありませんでした。海外進出していた日本人、ロシアとの関係などなかなかダイナミックな視点で書かれた良書です。



    乱歩の多面性が理解できる面白い本です。角川文庫のセールの方で乱歩のミステリーが割引になっているので合わせて読むことをお勧めします。



    水木しげる先生の半生を描いた本は他にも出ていますが、この本は他の作品で省かれている詳しい部分が明記されているのがポイントです。貧乏話が面白いです。



    報告書の文章作成方法というのは英語圏だと小学生位から仕込まれるので、仕事をしている人である程度教育レベルがあるひとは普通に理解しているわけですが、日本では大学ですらきちんとした指導がありませんので、この様な本を一冊手元においておくことをお勧めします。仕事だけではなくブログなど書くのにも役に立ちます。



    いまさらレーニンと思う方がいるかもしれませんが、きちんと読んだことがない方は多いのでは?なぜ革命が必要なのか、国家とか何かが語られています。



    米原さんの本はどれを読んでも面白いですが、この作品は上品なユーモアに溢れていてお気に入りの一冊です。世界パンツ史としても楽しめます。

    ============
    その前にご紹介した本
    ============

    <追加お勧め書籍:集英社文庫&講談社現代新書>

    Amazonポイント加算で実質50%オフの本もあります。ポイントは1ポイント1円でAmazonでのお買い物に使えます。割引率は随時変わりますので時々チェックすることをお勧めします。



    ワタクシ帰省するといつも帝国ホテルでお茶するんですが(家人はあそこが好き。ガイコクのお方はあそこが好きな方多数)2代にわたり帝国ホテルの社長を務められた方が書いた本です。単なる取材本ではなくインサイダー(笑)の本。ということで早速ポチりました。逸話が秀逸です。



    永遠の30歳、荒木飛呂彦先生の本でございます。キター!!ジョジョファンは絶対にかいましょう。そうかあのホラーがモチーフになってるのねというのがわかります。買って良かった。



    藤原先生の国際政治学入門書です。ワタクシは元々国際政治学専攻でありますが、この本は入門書として素晴らしく新書としてもボリュームがちょうど良いです。リアリズムとは何か、国家間のパワーバランスとか何か、そもそも戦争とは何なのかということを学びたい方是非お読み下さい。



    名著「戦争広告代理店」の著者の方による国際メディア戦争に関する本です。国際紛争に関しても殆どの人はメディアを通してしか知ることができないわけですが、世論を形成するにあたって当事者はメディアをうまく操っています。メディアを操れるかどうかが勝敗を決定すると言っても過言ではないでしょう。



    ワタクシは紙で持っております。阿部先生は長年欧州を研究して来た方ですが、外を知っているからこそかけた日本社会に関する名著です。こんな安い値段で手に入るというのが誠に喜ばしい。空気とは何か、世間とは何か、日頃考えている方ご一読を。社会学に疎い方でもスラスラ読むことが可能です。



    これも紙で持っております。欧州史を学んだ方はご存知でありますが、欧州における兵士というのは古代から傭兵でありまして、銭次第でどっち側にもつくという存在でありました。ですから戦争は大金持ちでなければできず、金=武力であったわけです。そして愛国心など鼓舞して一般民を徴兵して戦わせたのは最近のことでありまして結局銭がないからなのです。その辺りが良くわかる面白い書籍です。愛国心とか国家というのがいかにバカげているかということが良くわかります。



    あずまん先生の名著です。ワタクシは紙で持っています。こんなに安く読めるのが嬉しいですね。Twitterでしか先生を知らない方、この機会に是非お読み下さい。




    素人でもわかりやすいビッグデータの入門書です。紙で持っております。著者の海部さんはシリコンバレー在住の大変真面目なコンサルタントです。通信業界に長いため大変な事情通であります。



    これも紙で持っております。欧州とアメリカは違う違うとワタクシはしつこく言っておりますが、欧州について理解したい方はこの本をお読み下さい。コンパクトですので素人でも読めます。欧州とアメリカというのは、資本主義の「ありかた」が違うのです。


    <政治経済&時事問題>



    ワタクシは紙で持っています。ネットニュースの編集をやっておられる中川さんの本です。実務家ですので、書かれていることが本当に鋭い。奇麗ごと抜きです。ワタクシもネットメディアにいたことがありますので、おっしゃることにはウンウンとうなずくわけです。ネットというのは社会の鏡であり、ネットだから特殊だというわけではないわけです。



    これも紙で持っている本です。イギリスにいると「うんうん、そうやね」とうなずく一冊。ここの新聞というのは高級紙とタブロイドにみっちり分かれており、タブロイド紙は盗聴はするわ、関係者は買収するわ(警察官などさえ買収されます)と凄まじい取材を繰り広げます。その源流や実態を知りたい方は是非。



    こちら紙で買った一冊。元新聞記者だった方が書いた業界暴露本と言いましょうか。新聞記事はこうやってできるのか、という裏側がわかり大変面白い。変な行事の記事とか、犬がどうしましたという謎の記事が掲載される理由の謎も解明。



    あの原発事故の際の現場はどうだったのかということがわかる本です。危機対応とかどういうことかということが良くわかる一冊。



    東大教授による政治学の名著の解説書です。政治学と言っても専門が分化してるわけですが、この本は幅広く扱っているので助かります。専門外の本を読むのも色々刺激があって良い物です。良書を買いたい方にお勧めです。



    外交の世界でも日本の「空気をよみましょう」な文化が酷い結果を産んでいますよという本です。イギリスやアメリカ、フランスに比べますと日本は狡猾さが足りず情報戦が下手くそだなあと思うのですが、それが良くわかります。



    日本は借金大国なのに、どうも福祉は微妙だし、なんか税金が無駄使いされてるんじゃないかね、と思う方読みましょう。族議員の生態、官僚のレトリックが良くわかります。メディアが書いていることを鵜吞みにしては行けません。



    アメリカの覇権(ヘゲモニー)の揺らぎと新興国の関係を描いた硬派な本です。愛国ポルの本を読んでないでこういうマトモな本を読みましょう。



    ワタクシは何度も書いていますがアメリカというのはグローバルスタンダードではありません。特殊な国です。本書ではそれをアメリカ人弁護士で日本の大学で教鞭をとる著者が鋭く解説します。アメリカという国の制度や歴史というのは特殊なものであり、それを盲目的に信奉する日本人は馬鹿なのです。



    「アラブの春」を理解するにはエジプトを抜いて語れません。著者は現地に滞在し、研究をしてきた方であり、エジプトのパワーポリティクスの実態を素人にもわかりやすく解説しておられます。中東&北アフリカ情勢はなかなか複雑でありますが、こういう本がもっと出ると助かりますね。



    ワタクシは毎日の様に「欧州とアメリカの違い」を吠えておりますが、その大きな違いの一つが、アメリカは競争を是とする自由主義社会であり、欧州、特に大陸は集団主義で保護主義であるという点です。同書を読むと、ああなるほど、とおわかりになると思います。



    これは嫌韓本ではなく、国際政治学および比較政治学の観点からパク・クネ政権の戦略を解説した良書であります。コンパクトにまとまっているのがありがたいです。強硬な姿勢、広報戦略などが韓国の国内政治ゲームの結果であることがわかります。



    色々騒がれている隣国との国境問題でありますが、それがなぜ問題になっているのか、実は良くわかってないと言う方多いのではないでしょうか。元実務家の方による大変わかりやすい解説であります。Amazonでは賛否両論ですが、ワタクシは良書だと思います。



    日中関係を理解する上で日中戦争を外して語ることはできません。本書はなぜあの戦争が長期化したのかを解説しますが、戦争を食い止める流れがあったこと、世論が後押ししていたことなど、意外な事実が書かれている点が興味深いです。



    ナショナリズムの根源とは一体どこにあるのか、ということを解説した本です。ナショナリズムという物が、常日頃から触れる雑誌や書物、テレビ、映画、集団行動などにより形成されて行くものであって、お上がえいやと押し付けるから作られる物ではない、という視点が大変面白い。今の日本を見ていると何となく納得する意見でありますね。



    ゲッペルスの宣伝手法そのものよりも、彼自身や、当時の社会情勢を描いた本です。ナチス文化論としても面白いです。



    経済学で有名なケインズ先生の人物伝です。経済学者として有名でありますが、先生、実はゴリゴリの実務家です。これを読みますと、専門書のあそこはあの仕事が源流なのだろうなあという想像力が働きます。



    ワタクシは昔ガールスカウトでありましたが、ボーイスカウトもガールスカウトも、実はイギリス発祥の青少年運動で、その発祥には大英帝国の歴史と、社会デザインの思想が深く絡んでおります。ボーイスカウトとはなんぞやという方、是非ご一読を。



    アベノミクスに関する大変わかりやすい解説本です。普段経済記事に目を通している方、経済学専攻の方にはかなり物足りないと思いますが、経済記事がイマイチわからないという方にお勧め。中高生にもおすすめです。



    日本の財政と社会保障は破綻する破綻すると言われておりますが、なぜか改革が進まない。その当たりを、政治的枠組みを含め、コンパクトにまとめた良書です。中公新書は値段の割には良い本が多く嬉しいですね。



    お金の話でありますが、皆さんこの本よい所は、外国と比べて「ここが変だよ」な日本のお金の話や仕組みが書かれていることです。消費税もあがります。国は借金だらけ。信用できるのは自分だけです!資産は自分で守りましょう。



    海外に来て困るのが神道と仏教に関する質問であります。これなかなか答えられないのでありますよ。仏教は英語でも本が出回ってますが、神道はなかなかないのです。海外の方と接触する方必須ですよ。




    大学で経済学をちゃんとやった人は中央銀行の役割を知ってるわけですが、違う専攻だった方は案外ご存じない。経済記事の理解には必須ですのでご一読を。



    これは中高生でも読める明快な入門書でありますが、網羅性が高い良書です。経済がイマイチわからんという方こそ読みましょう。経済学は実は思ったほど難しくありません。基礎を理解していれば経済書や専門書の解読もできる様になります。



    現代の金融の仕組みを網羅した良書です。お金とはなんぞや、信用とはなんぞや、銀行はなにしてるのだろう、お金がお金を生む仕組みとは一体なんぞや、と思う方、ご一読を。お金アレルギーの人こそこういう本を読まねばなりません。



    案外知ってるようで知らない日本の同族企業の実態を幅広くカバーした良書です。日本は意外と家族経営だった企業が母体という会社が力を持っています。この辺、経営学者も結構研究しております。面白い点は創業者とプロ経営者の争いでありますがその辺も描かれていてグッド。



    筆者の方は総計800時間テレビを視聴し、原発事故がどのように伝えられたかを解説しています。当時を思い出しながら読む「ああ、なるほど」と感じます。

    <ビジネス>



    ワタクシも講義を受けさせて頂いたことがある高杉先生の本がなんと62%オフ〜32%オフです。先生はマッキンゼー出身で、北米や欧州の石油業界や金融業界で活躍されて来た国際人であり、危機管理広報のプロであります。先生は多国籍企業のトップにもトレーニングを実施して来た方ですので、講義は実践的で素晴らしいです。国内でしかビジネスをしたことがない広告代理店出身者や、自己啓発本を出している様な似非ビジネスマンとは全く違います。どれもワタクシは紙で持っておりますがコンパクトなのに方法論のエッセンスが詰まりまくっており大変コスパの良い本です。



    気候変動など国際交渉の実務で長年活躍されて来た著者が「交渉とはなにか?」と方法論の点から解説した良書です。交渉の基本は国内であっても同じです。自己啓発本ではなく方法論の本ですので役に立ちます。社内調整や事業開発、営業などに関わる方はご一読を。



    マーケティングとは何かを俯瞰的に解説した本です。実例を元に企業のマーケティングとはどのように実施されているのか、その手法、戦略についてもわかりやすく書かれています。こういう背景を知っておくと、雑誌やテレビの広告を違った視点でみることができます。何を専攻すべきか考えている中高生や就職活動前の大学生にもお勧めです。



    働き方を変えるにはどうしたら良いか、を著者の実体験から議論する良書です。ワタクシは紙で持っております。最近出回っている「働き方系」の本と違い、著者ご自身が経営者でもあるという点がユニークです。



    これも面白いですね。世界の名だたる企業や起業家も結構失敗しているというのと赤裸々に描いた本で雑学としても楽しめます。この本を読んでわかることは、事業を成す人やそれなりの地位に到達する人というのは、度胸がありメンタル面が凄く強い、ということです。ダメな人はメンタルが弱いのですぐに諦めてしまう。イギリスの私学上位校は(学費は日本より遥かに高い)起業家や王族の子供を育成する学校ですが、最も力を入れている教育の一つは「自信を持った人になること」です。幼稚園児からそういう教育するんです。わからんでもないですね。



    クレーマーにどのように対処するべきかを書いた「戦術」本です。実務家が書いているのでなかなかタメになります。



    各項目が短いですが、労働法に疎い方でもサクット読める良本です。サラリーマンだけではなく学生さんやアルバイトの方も読むべしです。タイトルはセンセーショナルですが真面目な内容。


    <人文&歴史>



    原点をちゃんと読んだことがあるという方少ないのではないでしょうか?この本は現代語訳版なので大変読みやすく「うひゃ!こんなことが書いてあったのね」と驚くこと必須です。結構パンクな内容なんですよね。



    このブログでも何度かご紹介している新渡戸稲造先生のご著書です。これは現代語訳なのが他のバージョンと違います。やはり現代語訳は読みやすい(笑)海外と交流がある方、「武士道」は絶対に読んでおくことをお勧めします。武士についての質問は絶対に飛んできますので答えられないと困ります。



    人類の進化について、データや最新の研究も含めて包括的に解説されている本です。意外な事実も含まれており、「ああ、なるほど」と驚くことばかりです。面白かったです。



    ワタクシは身内が病気になったり、亡くなったり、親が老いる様になって、「なぜ生物は老いるのか?」ということに興味があり、色々な本を読んできました。老いるというのは実は不思議な現象です。この本は、生物学的に見て、老いがなぜおきるのかをわかりやすく解説しています。



    ニーチェの思想だけではなく、当時の時代背景、ポストモダンにおいてなぜ注目を浴びたのかなどの、周辺部も網羅した良書です。ニーチェとはナンゾやという方にお勧めであります。



    政治学をやりますとカント先生を読まざる得ないのですが、ワタクシも学生時代に読みました。この本の良い所は、専門家が入門者にもわかりやすくカント哲学を解説して下さっている点であり、用語解説なども充実している点であります。西洋社会の政治哲学や社会デザインに大きな影響を及ぼしておりますので、西洋を理解したい方はご一読を。



    こちらは哲学を幅広く俯瞰する書籍でありまして、大学で哲学を専攻しなかった方などに最適です。いきなり哲学書に手を出しても訳が分かりませんので、こういう本を読んで、まずは何を読むべきか考えてみるのが良いでしょう。



    長年フーコーを研究されて来た中山先生による入門書です。フーコーの人なりからその思想が解説されており、初心者にも大変わかりやすい本です。重田先生の本も併読するとさらに理解が深まります。



    このデカルト入門もなかなか良かったです。日本語ではデカルトの入門書はあまり出ていませんのでこの機会にご一読を。



    この本の面白い所は原始仏教に触れている所です。仏教の原点というのは、今の葬式仏教徒はえらく違う物だったというのがわかります。専門家の方が素人にもわかる様に書いて下さっているのがありがたい。元々コラムだったので、各話が短くまとまっているのもナイスです。



    禅というと一見難しそうでありますが、要するに、いかに良く生きるかということです。この本は禅的な考え方を元に、どのようにしたら楽に生きられるのか、ということが書かれており、素人にも取っ付きやすい本です。



    中華料理というのは実は存在いたしません。そしてそれは様々な郷土料理の集合体のお話でありまして、日本で良く知られている中華料理のメニューというのも実は歴史が浅いという驚きの事実が解説されています。地方によって主食が違う、異民族との関わりなど、中国の食を学ぶと、中国という土地の広大さと歴史が良くわかるのであります。



    点心を中心に描いた中国グルメの本であります。点心に注力した本というのはあまりないので珍しい。中華文化圏の食の億の深さ、その広がり、中国の広さがわかる一冊であります。政治本よりもこういう本が好きだなあ。



    官能小説研究家の方による良書です。日本の官能小説というのは大変創造的で、技巧と面白い表現に溢れています。文学としてもっと高い評価を受けても良いと思うのでありますがねえ。



    なかなか知ることができないポルノ雑誌の世界を描いた面白い本です。ワタクシの知人にもこの業界関係者がおりますが、実はそんなにアングラというわけでもなく、ポルノ以外の他の本やら雑誌の仕事も平行してやっていたりします。(実はそういう出版社も結構あります)時代の移り変わりにより消費される様になる情報が変わって行くのも実に興味深いのであります。



    この神社仏閣シリーズはなかなか助かりますね。案外知らない神社やお寺があり読み物としても面白い。家人はやたらと神社と寺に行きたがりますので個人的に助かります。あれは海外にないですからね。仏像ガイドも合わせて買いたい。



    みうらじゅん先生のエッセー集です。なぜ仏教に興味を持つ様になったかを描いた青春記。角川からでている見仏記しリース(このブログの角川セールのページにリンクあり)とセットで。



    日本の異形の人たちを丹念に取材した本です。イギリスは結構こういう異形の人々のことを描いた本やテレビ番組が結構あります。民俗学として面白い。



    新書でありますが中国史として斬新で面白い。こういう雑学的というか民族学的な知識があると、中国という国の多面性が良くわかります。嫌中本を読む前にこういうのを読みましょう。



    この本ワタクシは紙で持っています。食文化というのはその社会の鏡でありますが、それが良くわかる大変面白い本です。新潮新書には「??」という内容の本も結構ありますが、この本は違います。なかなか内容が濃いです。新書なのがちょっともったいないなという気がします。



    これもなかなか面白い。古代の日本人は思ったよりも色々なものを食べていたというのがわかります。自分は郷土史ファンで、土偶やら土器を見に行くのも好きですので楽しめました。



    身内が痴呆症のため勉強のために紙の本をかいました。コンパクトですが大変わかりやすい本です。人間の自我とは何か、認知機能が失われて行くこととは何か。人間とは周囲の繋がりの中で生きているというのを実感します。認知症になると一番辛いのは本人だということがわかり、痴呆に対する見方が変わります。



    これは食のエッセーというよりも、紛争現場とはどういうものなのかがわかる一冊。個人的には旅本に分類したいです。人間というのは極限状態であっても食べることからは逃れられないわけです。



    1985年、ワタクシは10歳でした。懐かしくなったのでポチリ。当時自分は子供だったので色々わかりませんでしたが、大人から見るとこうだったのかというのがわかり面白かったです。



    アラブの大富豪はスケールが違います。ロンドンに来てホテル全部買い占めるとか、遊びにくると最高級ホテルのフロアを全部借り切って家族だけで使うなど、金持ちのレベルが違います。日本ではあまり見られない光景ありますが、ロンドンでは日常であります。大富豪様の生態を知りたい方は是非。



    これは旅本でありますが、アメリカという国を理解した人には是非読んでいただきたい一冊。ワタクシはアメリカの南部に住みましたが、アメリカの保守層が多い地帯というのは、日本では想像のできない「アメリカ」が広がっています。それは日本のマスコミではあまり伝えられることがなく、ハリウッド映画にも決して登場しないのです。

    <料理本>



    これ新書じゃないし別会社なんですけど、気に入っているのでご紹介します(どうしても紹介したかった)。カラー写真が多いのでタブレットで読むこと推奨。ウー・ウェンさんのレシピは「栄養と料理」で見かけてから活用中でありますが(もう10年以上)、シンプルで失敗が絶対ないけどヘルシーな本格中華。超お勧めでありますよ。

    =======================
    以前ご紹介した角川のセールになっていた本
    =======================




    吉本先生の基本書もやたらとお安くなっております。ワタクシは高校の頃読みました。一番読みやすいのは共同幻想論ですかね。



    開口先生のエッセー集です。ルポとまた違う楽しみが。



    小泉八雲の作品の新訳であります。中学生の頃読みましたが、昔の日本はこんなだったのかと驚くことが多いのでありますよ。怪談も面白いです。



    柳田邦男先生の本も随分お安くなっています。昔の日本、日本の伝統など知らないことばかりなので読むと驚くことばかり。大変貴重な資料です。



    日本の食と伝統に関する本もお安くなっております。食に関してはあっと驚くことが多いので必読です。肉食や酒と日本食の関係、昔の食卓は案外豊かだったなど驚くことばかり。しきたりも「伝統伝統」と言われていることは案外伝統的ではなかったりします。ネトウヨの方にこそこういう本を読んで頂きたいのでありますが。。。。



    かなり昔に書かれた本ですが、天災が日本人の宗教心や生活習慣、哲学にどのような影響を及ぼして来たかと考える上で大変役に立つ本です。天災の日本人への影響は実は海外の学者も結構研究しています。これほど台風や震災の多い土地というのは実は世界的に見て少数であるのです。



    実はちゃんと読んだことがある方少ないんではないでしょうか。ワタクシは小学生の頃「赤毛のアン」シリーズは全部読んだわけですが、よく考えてみると、とんでもない話なんですね。しかもアンはリア充です(涙)でも女子力ななさそうということで、女子力がなくても勝ち組になれるのだわというお話です。



    これも小学生の頃読みましたが、金持ちのお嬢様がキャホホウフフなお話です。でも服装とか食卓の描写が素敵ざます。



    漫画さんが終結して311えお描いたアンソロジーです。印税は被災地に寄付されます。さっそくポチりました。



    いつも激怒している哲学者中島先生のご著書が54%引きです。うわ、安い!ワタクシ学生の頃から先生の大ファンですが、先生の面白い所は、書いていることにはロジックが通っているのですが、日本では先生の言っていることは驚かれてしまうこと。日本人ですが思考が北欧州の方っぽいんですね。でも先生が言ってることをドイツとかオーストリアとかオランダ辺りで言ったら別に全然驚かれないのでありますよ。その辺のギャップを知りたい方はよむべしです。



    ブラック企業本は、働き方がどうだ、倫理がどうだと感情論を書いたものが少なくありませんが、実は構造の問題であります。それはブラック労働やら長時間労働というのは無縁な北欧州の職場で働けば良くわかるわけですが、気がついている日本人は少ないです。「なんで俺ってこんなに労働してるの?」と疑問に思う方ご一読を。



    福岡先生のかなり手厳しい日本の公務員考察です。北欧州に住んでおりますと、日本では税金の使い方や公務員の待遇に対して緩い人が多いのが謎であります。なにせここは税金は高いのですが、無駄使いがあれば文句をバンバン言うし、公務員というのはそれほど安定した仕事ではございません。なにせ部署毎リストラしたり、平気で組織を潰したりしますので、日本とは随分違います。公務員だと民間に転職しにくかったりするのでむしろリスクでありますので、公務員が合コンもてる何てこともございません。むしろ「うわ、公務員かよ」という反応が返ってまいります。借金だらけなのにハコモノだらけで変だなと思う方ご一読を。



    抄訳版でありますが、アメリカ人の視点から日米戦後史を考察した良書であります。経済政策や戦後の日本経済の成長などを語る際に、日本が努力したからという視点で語る方が少なくないわけですが、戦後の日本経済というものはあの日米体制があったからこそだということが良くわかります。



    実は日本と関わりの深い孫文の人柄などがわかる良書です。皆さんお忘れかもしれませんが、舛添知事は本職は国際政治学者であります。学者としての評価は良く大変頭の良い方でして、本書も大変面白い本です。(実際指導していた先生を存じ上げております)日本と中国の関わりを理解する上で、中国の著名政治家のことを知っておくことは重要です。



    時々質問を受けますが、天皇とイギリスの女王の役割というのは随分立ち位置が違います。女王は天皇よりも遥かに権限が強く、イギリス政治において実は重要な地位をしめています。また、社会的象徴としての位置付けも随分違うものです。その辺をざっくりと理解したい方にお勧めです。



    政治的イデオロギーは抜きにして、沖縄の米軍基地はこんなになっているのか、という雑学を知ることも楽しめる一冊です。ニュースで耳にすることはあっても案外知らないことが多いものです。なお、欧州でも北米でも日本にこんなに米軍基地があるというのを知っている人は多くはありませんというか、殆ど知られていません。住宅地のあんな近くに演習場があったり、住宅地の上を戦闘機を飛んでいるというのも実はトンデモなんでありますよ。



    鉄道を経済の面から分析した本です。データが豊富であり、鉄道というものが地域経済をどのように活性化するか、通勤電車は将来どうなるかなどの大変興味深い議論が展開されており、毎日乗っている電車への見方が変わります。こういう分析は行政学者や都市計画の専門家も研究しておりますので、深く知りたい方は専門書も併読すると宜しいでしょう。



    絶対に読むべし本です。金融とか業務系ITに関わっている人であれば、目の前で秒刻みで株取引するシステムなんかを見ているわけですが(運用は地獄)そういう業界になじみがない方は、アルゴリズムというのが現代人の生活をいかに支配しているかには気がつきにくいです。



    TRONの坂村先生のエッセー集です。人間と機会のあり方を、豊富な事例で解説されておられます。文章が非常に読みやすく、日常生活でも応用可能なノウハウも満載も良書です。しかしこんなに安くていいのかしら。。。



    最近話題になった通り魔事件や、黒子のバスケ脅迫事件の陳述書を読んで、改めて「格差社会」のことを考え方は少なくないのではないでしょうか。「失うことを恐れない人々」というのは、日本だけではなく、北米や欧州でも増えています。なぜなら、格差は広がっており、それは固定化しつつあるからです(この辺はメルマガで何度か書きましたが)そういう中では、抜け駆けするものが得をし、這い上がれない人々は心の奥底に深い嫉妬を抱くのです。「失うことを恐れない人々」の心を理解したい人はご一読を。



    日本の人の壊れ方は北欧州に比べたらまだまだマシじゃないかと思うこともあるわけですが、しかし比較的裕福な人や若い人が簡単に自殺してしまうなどの謎も多いわけです。そして神経症的に真面目な人々は自分で自分の首を絞めている。そういう日本の問題を心理学の点から解説した良書です。



    一見作家になりたい人向けの本ですが、実はビジネスでも役に立つノウハウが満載です。大沢さんはエンタメ作品を売る方法&書く方法を説明されておりますが、エンタメ作品を消費するのは消費者、つまり、消費者に売れる商品とは何か=お客さんの心をつかむには何が必要か、なわけです。本も商品で商売の基本は他のサービスや商品でも同じです。作家志望者以外も読みましょう。



    相続紛争は実は近い身内で起こります。資産がそれほどなくても起こるケースが少なくないというのがポイントです。若い方も相続に関する知識は持っておきましょう。親が突然死ぬことも結構ありまして、準備しておかないとほんとに大変なことになります。。。。(実例目撃)新書でさらっと読めますので、読んだ後は専門書をお読みになることをお勧めします。



    「いけばな」とは何か、案外知らない方は多いんではないでしょうか。しかし日本を代表する芸術の一つであり、奥深い哲学の元に展開される芸術であります。素晴らしい日本の文化のことをもっと深く知りましょう。知らないのはもったいない。



    成毛さんの読書術に関する本です。幅広い本を読んで教養や自分の専門外の知識から発想を得る読書をしてみたいという方は参考にすべしです。ノウハウ本やビジネス本を読まないという方針にも大賛成。(ワタクシも殆ど読みません)またこの本で最も重要なのはお勧め書籍リストであります。



    バックパッカー用の伝説の雑誌「遊星通信」「旅行人」出身の岡崎大吾さんの傑作です。岡崎さんはバックパッカーでありますが、タイに寸で住んで現地で働いたり、その後添乗員になり現在は作家さんです。この本の面白い所は、添乗員さんの苦労がわかる所だけではなく、各国(僻地が多い)のお国事情がわかるところ、さらに、あえて僻地を好んでツアーに参加する悪の強い僻地マニアの生態が描かれているところであります。ワタクシは紙で持っておりまして、この本と一緒に世界各国を移動したのです。



    辛酸 なめ子さん(ワタクシはファン)の渋いといか、もろサブカル丸出しな本です。霊能者とかあの辺の「もの」を、かなり冷めた目で突き放して笑いに昇華しております。これはムーとか宜保愛子とか怪獣ビバゴンとかフィリピンの心霊治療とか、まああの辺のネタが好きな人はよむべしですよ。


    =================
    以下は1月のセールの時にまとめたお勧めの本
    =================


    <サブカル>



    まずは西原理恵子先生の最高傑作。全部読め。我が家では神棚に飾ってある!!読んだら泣くので家でこっそり読む様に。貧乏は悲惨で辛い。貧乏が美しいというのはウソ。貧乏の真実をここまで書き出せる作家は他にいない。ありえねー値段!!!



    同じく西原先生。世の中をなめている意識高い系若いのはコレを読め。専業主婦希望のバカ女もコレを読め。金がないのは首がないのと一緒は真実。世の中は金。金がないと死ぬ。評価経済と起業と自由な働き方とネットで何とかなる?なめてんじゃね〜!!読むと涙が出てくるが、勇気もわいてくる一冊。社畜も読め!




    またまた西原先生の「できるかな」シリーズ。これはルポ漫画最高峰。いきなり「もんじゅ」で自作ガイガーカウンター炸裂。もう未来を予測しているね。凄まじく鋭い視線。素粒子プー博士など登場人物も凄い。電車で読まない様に。



    次、同じく西原先生。鳥頭紀行。元気になりたい人間はコレを読め!!ただし電車の中と会社の休憩室では厳禁。今は亡き鴨ちゃんが出てくるのである。我が家のバイブル。



    西原理恵子先生のスナックさいばらシリーズであります。ワタクシはもちろん紙の本で持っているわけです。これ、西原先生のコメントだけではなく、日本全国より寄せられた女性のコメントが凄まじい。あなた、2ちゃんの鬼女板より凄いよ。女性の本音を知りたい方、読みましょう。男性はショックで一週間ぐらい寝込むな。女性の場合は「あ〜あ〜あ〜、あるあるあるあるあるあるある!!!!!」と500万回はうなずくでしょう!!結婚前の子鹿の様な娘さんは絶対に読みましょうね。小中高生の娘さんがいる方、机にさりげなく置いておきましょうね。ほほほ。



    日本を代表するゲージツ家、岡本太郎先生の著作。先生の著作は殆ど持っていて、特に沖縄関係の物が好きなんですが、この本もお勧め。どの言葉もぐさっと心に刺さるのであります。先生の絵を文章化した様な熱気と情熱に溢れている。文章のリズムも独特で大変面白い。会社で腐ってる社畜はコレを読め!!






    うぎゃああ!!みうらじゅん先生が爆裂です。仏像はロックでパンク。確かに仏像ってヤバいんですよ。キリスト教の何とか像より全然ヤバい。ガイジンを寺に連れて行くと「ほげ!!!なんぞこれ!!!」とのけぞりますから(マジだよ)よく考えたら仏像のポーズとかおかしいわけ。これ読んで寺にゴーですよ。(日本の古い物って実はヤバい物が多いのですよ)自分はDVDも持ってる!!



    みうらじゅん先生の人生訓。その辺の自己啓発本、いや、キャリアポルノ捨ててコレを読め。おもろいから。



    筋肉少女帯の大槻ケンヂ先生の本も出血大サービス割引中です。ワタクシは全部持っているから超悔しい(涙)お若い方とかナゴム方面とかメタルをきかない人は知らないかもしれませんが、大槻ケンヂ先生は実は文章が凄く良いのです。切なくて、気張らずに読める文章で、サブカルネタ満載のオーケンワールドが展開されます。ムー、ノストラダムス、アトランティス大陸、怪しい新興宗教、ダッチワイフ、バンギャル、熱海秘宝館、そういうのが好きな人は読むべし。大槻ケンヂ先生ははマッチョや体育会系とはほど遠い文系サブカルヲタ男子です。俺ってダメかも、と思っている社畜こそ読みましょう。明日も頑張れます。ちなみに筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」は名作です。とても切なくて、優しい男性の心を描いた歌であります。




    中島らも先生の本も割引になっていました。らも先生はワタクシの心の師匠です。著作はすべて紙でもっています。家宝状態です。高校の頃から読んでいるので、もう20年以上読んでいるわけですが。リリパットアーミーの公演を見る機会がなかったのが心残りです。本書は映画化原作ですが、らも先生のトホホな汁たっぷりです。らも先生を知らない方是非一読を。



    ゲッツさんシリーズも激安になっている。くそう!!何198円って!!全部紙で持ってて本棚の一番良い場所に飾ってあるんだぞ。電車の中で読むと確実に電波扱いされるので家でこっそり読め!!個人的にはオカマ話とケンちゃん話がお気に入りだ!!世の中にはこんな凄い家族とオカマがいる。負けるな社畜。



    この本はもってなかったわけですが、フォロワーのお方のお勧めで購入し今読んでいる所。「セックスサイボーグ」というワードに超反応したわけですが、超真面目な本だぞこれ。AV男優さんの仕事はマジで大変ということがわかる。しかも職人。ありゃ職人道。そりゃそうだ、あんだけ人が沢山いてライトテラテラのところで仕事なわけだから。その辺のだれてるリーマンはコレを読め!!!!!



    寺山修司先生を読んだ事がない方、角川で超割引になってるので読みましょう。ワタクシは寺山先生を初めて読んだのは中学生の頃で、その頃買った文庫本まだ全部持ってるの。海外移動する時も持ち歩いてました。先生は元々短歌の人なので、文章のリズムが詩的で絵画的で演劇的。三島由紀夫先生のエッセーにも通じるニヒルでひねりの利いた面白さ。所々時代を感じる所もあるわけですが、それもまた面白し。ストリッパー、詐欺師、場末の酒場など、アングラで庶民的な事柄が多数出てくるのも魅力。ちなみに「誰か故郷を想はざる」は先生の人なりを知る上で必読です。

    <コミック>



    ワタクシ、実は昔エヴァを毛嫌いしてたんですけどね、弟に色々見せてもらってですね、それからはまりましてね、家人にも教育したんですよね。コミック版だとじっくり読めますので別の良さがありますねえ。「え〜エヴァ」と言っているお若い皆様、中年熟年の皆様、激安ですのでこの機会に読んでみて下され。大変深刻なお話で第一話より引き込まれます。なお、エヴァは大陸欧州でも大人気であります。



    BBCが制作したシャーロック•ホームズが現代によみがえるドラマ「SHERLOCK」がコミック化されています。ワタクシはイギリスで新シーズンをみておりますが、う〜ん再現度が高いですね。絵もうまいし描写そのまんま。キャラは本物よりかっこいいかもですねえ。(ただ個人的にはこの絵で同人化希望。ええ、もちろんそうだシャーロックが攻めだ攻め)



    ちなみに「SHERLOCK」はシーズン1と2のDVDがでています。ワタクシは全部みていますが、原作の世界を現代風に置き換え、トリックも現代風にしている所が本当にうまく面白いです。そして、とにかく映像美が素晴らしい。画面の色が美しく、カメラショットや演出が独特です。BBCのトップギアをみている方は、あの独自の映像センスに気がつかれているかもしれませんが、ワタクシの知人で、欧州でテレビカメラマンをやっていた日本の方曰く、BBCの映像技術や芸術性は世界最高峰だそうです。シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチと、ワトソン役のマーティン・フリーマン(この人は映画「ホビット」でも主人公を演じています)は劇中、イギリス南部のアッパーミドルの今風の英語を喋ります。はっきりした発音で、今風のロンドン周辺の「教育を受けた高収入層の人々」の英語が学べますので、英語学習者にもお勧めです。(ちなみに庶民はこんなにはっきりとは話しません)ユーモアのセンスもイギリス風で面白いです。日本語版が出ているケースブックを読むとさらに理解が深まるでしょう。



    誘拐事件に絡めて展開するストーリーが凝っているタイムトリップ物です。主人公のお母さんに対する心の描写も凄く良い。絵柄は適度に現代風でみやすいです。自分も主人公とほぼ同世代というか、ちょっと上なので、昭和の終わりが出てくるのも良かった。映画化して欲しいなあ。



    心がささくれているオッサンおよびオバハンの皆様。こういう漫画を読みましょう。紙をセットで買うと5000円ぐらいですが、今回のデールで激安になっております。昭和生まれに取ってギャグはナンセンスでありますが、ワタクシ個人的には絵を見ているだけで癒されます。



    昭和生まれのガンダム好き、初代以外はガンダムと認めないと皆さん必読の漫画です。初代に対するレスペクトに溢れた絵柄、しかし、ぬぬ、っと笑えるシャア様のネタが満載です。買って良かった。



    はい、おなじく昭和生まれのガンダム好き中年必須の漫画です。実は19歳なのに内面が55歳ぐらいな感じのブライトさんが淡々と語るというオッサンホイホイ状態の内容です。絵柄も緻密で丁寧です。買って良かったw カイ・シデンのメモリーのメモリーの方はその後が描かれているのが素晴らしい。回顧録なわけですが、ファースト以後のガンダムには全然ついて行けない中年としては、こういう派生物は嬉しいです。



    表紙をみて絵柄が苦手かもなあと思いましたが、読んでみたら中々面白かった。食わず嫌いはいけませぬね。安いとこうやって色々な漫画に挑戦できるのが素晴らしい。女性漫画家さんがぐわっとご飯を作って食べるという、食べ物漫画好きにはナイスなお話。読んでるとお腹が減っています。


    <政治経済/時事/ビジネス/科学/歴史>



    この本はロンドンで行われたファラデー先生の子供向けの講演をまとめた物です。(ファラデー先生懐かしいな。高校の先生が大好きで良く話をしておりました)その分野の知識がない人に、わかりやすく、しかし丁寧に科学的現象を説明して行く方法がかなり参考になります。激安価格でありますが、その辺のプレゼン本より全然役に立つと思います。やっぱりですね、一流の人とか頭の人は説明の仕方がうまいんですよ。



    有名ブロガーのダンコーガイ様のご著書です。ダン様の本は全部読んでおりますが、これもなかなか良いご本。テレビや新聞で科学ネタが出て来た時に、検証する頭を持ちましょう。スピリチャルとか何とか健康食品にはまってる人に読んで欲しいんですが、そういう人は読まないんだろうな。。。。



    実はある知り合いがサムソンで働いていますが、実態はこの本通り。あの会社は仕事に大変厳しく、意思決定は超高速で、激務です、はい。品質管理も大変厳しく、海外ではかなり熱心にマーケティングをやり現地のユーザーをもの凄く研究しています。大変な努力家です。欧州でも北アフリカでもトルコでも、家電と言えばサムソン状態というのは本当です。手頃でカスタマーサービスも中々良いので我が家でも活用中。日本の家電業界がなぜ微妙になってしまったのか、一読する価値あり。




    佐藤優先生のご著書です。ぐわ!!先生の本は殆ど読ませて頂いておりますが、これは、先生がどうしてこういう思想にたどり着いたのか、という変遷のわかる良書です。しかしこんなに安くていいのか。。

    二冊目は竹村健一先生との対談をまとめたかなり濃い本です。佐藤先生の沖縄感、ロシア感がたっぷり語られているのも興味深いですが、お二人とも、東洋、ロシア、欧州、北米に関する深い知識があり、様々な雑学も楽しめます。こういう硬派な対談本がたった162円というのは本当にありがたい。ちなみにお若い方は竹村健一先生をご存じないかもしれませんが、80年代には佐藤先生をしのぐ外交、文明比較、旅行等幅広い分野の専門家としてメディアに頻繁に登場されていた長老であり、かなり特徴のある見た目としゃべりから、物まねされる人として大人気でした。日本でマクルーハンブームのきっかけになったのも先生です。

    ちなみにワタクシは専門は違いますが、竹村先生と同く、シラキュース大学の大学院に通いましたので一応後輩という事になります。先生が通われた大学院はメディア&パブリックコミュニケーションに特化した学校で、広報に強い事で有名で、米軍や連邦政府の広報官にここ出身の方が多数おられます。


    三冊目は佐藤優先生&宮崎学先生という、凄い組み合わせの本です。ワタクシはどちらもファンで、宮崎先生のヤクザ関係本は全部読んでるんですよ。宮崎先生を知らない方、今安くなってるから買って下さい。佐藤先生とは落合ノビーとも対談して欲しいな。



    海軍史研究家の戸高さんによる海戦からみた日清、日露、太平洋戦争に関するシリーズです。新書という事で、各戦争の海戦の全容を知るのは多少厳しい感じがしますが、海戦という視点から日本帝国海軍の戦術や勝因•敗因を知る導入本として一読される事をお勧めします。なおワタクシの祖父は帝国海軍士官で、戦後は自衛隊に勤務し、陸上自衛隊武器学校の初代校長を務めたという縁があり、海軍史には個人的に大変な興味がありますので楽しめる書籍でした。しかしこんな力作が216円でいいんでしょうかねえ。



    この本Amazonでは評価が低いですが、実はものすごーーーーく重要な事が書いてあるので必読。特に外国の会社や外国の人と仕事する人、絶対読んで頂戴。ワタクシは現場での経験より思うのであります。日本人ははっきりいって色々な国の人に好かれている。なにせ真面目だし、約束は守るわ、仕事熱心だわ、騙さないし、清潔だわ、料理うまいわ、大人しいわ、怒らないわで、人畜無害の良い人というカテゴリ(つまり他の国の奴らは全部逆)。これはマジ。日本人だと外国で家やアパート借りるのは楽だわ、店屋でも対応いいわ、信用度が高い。しかもあなた南米に行くと、日系人の人が真面目な上に、手先が器用で仕事がうまいし、移民して地元の名士になってたりするんで、地元民は日本人を超尊敬していたりするわけであります。

    しかーーーーし!!戦争で悪の枢軸国だったことはまだかなり後を引っ張っている!!!これはマジ。ワシらの爺さん婆さん世代か、その上の人々がやったことなのにまだ言われんのかよ、というアナタ。あのね、日本の外には日本人より遥かにシツコイ人々が大勢いるわけです。なぜか。頭の中の時間軸が違う!!!ワタクシの昔の職場だった国連システム(本部とか専門機関全部含めての意味)では日本はいまだに敵国扱い。敵国条項っつうのに書いてある。欧州で戦争ネタが出ると「日本は悪の枢軸だったな。ぎゃっはっはっっはは!!!!」というネタが!!!!そう、ナチの仲間だったってトンデモなわけですよ。東アジアに行っても対外の人は日本ラブですが、たまに激怒してる年寄りがいる!!そういうわけでこの本読んどけ!!!



    「ユダヤ人と日本人」「空気の研究」で超有名な山本先生の新書。有名作は紙で全部読んでいるわけですが、これは安くなっていたので即ゲット。先生はなんと従軍経験と、捕虜になったというハードコアな戦争経験があり、現場の人として日本は何是負けちゃったのかしら、を書いてもられる。コレ読んでるとですね、海外でダメな日本企業のお仕事のやり方がもの凄く当てはまるわけです。歴史や社会学に興味がある人だけじゃなく、商売やってる方、海外と交流ある方、ぜひ読んで下さいまし。



    ワタクシ仕事関係で石油とガスの方はちょっと知識があったりするんだけど、電力の方は良くわからないので、安くなっていたんで買ってみた。大体40分ぐらいで読める。これは凄くいい。素人向けに概要がわかりやすくまとめてあり、電力の世界が俯瞰できる!!!エネルギーっちゅうのはないと死んじゃう人が大勢いるという超重要分野。政治経済を理解するには超重要。原発理解にも必須。読むべし。



    ワタクシは、アメリカ流の「やればできる」「常に前向き」というポジティブシンキングが苦手です。元々ナマケモノでやる気がない、運動が全然できない上に病弱で学校を休んでばかりだった、というのもあるんですけど、人生ってそんなに単純じゃないんですよ。運動はいくら頑張ってもできる様にならないし、同級生は何ともないのに、自分だけ扁桃腺が腫れて寝込んでしまう。人には期待すると裏切られる。アメリカに住んでいる時にいつも思っていた。なんでそんなに単純に考えられるんだろうと。著書でも何度も書いているけども、事故や病気はいきなりやってくるし、いくら努力しても、自分の将来の能力や自然というものを克服するのは無理であって、人生の時間というのは限られているわけです。そして人間というのは凄く矛盾した存在です。白黒で割り切れない。正しいも間違いもない。そういう救い様のない事実と折り合いをつけて生きて行くというのが人生なんだけれども。ひろさちや先生の本は実は高校時代から読んでいますが、そういう複雑な人生の事実というのを考えたい人は一読を勧めます。もともと日本って長いこと無情感や老子的な考え方の方がメジャーだったのに、いつからポジティブシンキングがもて囃される様になったんでしょうね。不思議だな。地震は人力じゃどうにもならないのに。無理すると死んじゃうんだよ。




    東郷和彦さんの著作。新書ながら色々網羅されており、読みがいがある一冊。外交の元実務家が書いているだけあって、ジャーナリストや学者が陥りがちな観念論でないのがナイスです。実務と理論はかなり違いますからね。。。(実務やると現実主義になるのですよ)



    新書なので、中国通とか中国マニアには物足りないですが、日本のフツーの人が「なんでやねん?」と思う中国の謎に回答が書いてあるのがグッドです。これを読んで興味を持った方は専門書を読むと良いでしょう。



    開発援助というのは「政治の手段の一つ」に過ぎず、慈善事業ではありません。政府が出す対外援助には、民間企業や開発コンサル、非営利団体が群がり、そこに現地の有力者や国際機関が絡んでくるという、大変泥臭く、真っ黒な「大人の世界」です。国同士の相互依存が進む現代では、自国の利権を拡大するために、コストとリスクが高い戦争の代わりに開発援助をやるわけです。著者は実際に開発援助業界にいただけあり、かなり生々しい内容であり、実務者が読んでも納得の内容。ワタクシもうーんとうなりました。開発援助に夢を抱いている学生さんや大人に読んで頂きたい一冊。





    森達也先生はドキュメンタリー映画作家さんなので、書籍の方も丁寧かつ緻密な取材にそっており大変面白いです。「それでもドキュメンタリーは嘘をつく」はドキュメンタリーとはどのように作られるのかを制作者サイドから説明し、主観を排したドキュメンタリーというのはない、というのが良くわかる興味深い書籍です。「A」はオウムを擁護している本ではありません。これを読むとなぜあの事件が起こってしまったのか、おぼろげにわかる本。自分の頭で考える事と、お勉強ができる事は全く別だという事を実感。日本は自分の頭で考えない従順すぎる人々が多いのであります。ぜひ一読を。



    これちょっと前に(いや、結構前か)に話題になりましたね。元留学生の韓国の方が書いた本です。韓国って日本の隣なんだけど、日本とは色々違うという事が詳しく書いてあり、なかなか面白いです。顔が似てるけど全然違うんだな。




    一冊目は現役医師で慶応義塾大学医学部産婦人科教授の吉村泰典さんによる日本の産婦人科が直面する実態です。日本では少子化が問題になっておりますが、産婦人科がここまで厳しい状況だという事を知り愕然としました。実はワタクシが住んでいるイギリスでも産科が減っており、最近統廃合が増えています。理由はコストカット。産婦人科医になることを避ける医師も少なくありません。産むという事は実は大変リスクが高いことだという事もよくわかる良書。女性だけではなく男性にも読んで頂きたい一冊。

    二冊目は医療のコストに付いて。日本では医療費の自己負担が普通は1割から3割なので、治療の実際の費用はいくらなのかと意識している方が少ないですが、国民皆保険ではない国(実は結構ある)だと全額自費だったり、お高い民間の医療保険に入らなければ治療を受けられないということがあるので、コストを意識している人が多いです。イギリスや欧州大陸は医療費無料、国保は収入に応じて支払うという仕組みの国が多いのですが、医療のコストが高いので、最低限の治療に最低限の薬です。日本は治療すればするほど儲かる、薬を出せば出すほど儲かるという仕組みなので、実は過剰治療も多かったりします。将来的にそれは無理になって行くのでしょうけども。。。。将来どうなるのかと考える上でぜひ読んで頂きたい本です。



    元東京都監察医の上野先生が実務経験を元に書かれたご著書。ワタクシはハードカバーで持っています。実務家が書いた本は面白い物が多いですが、この本は特に面白い。普段中々知る事ができない監察医の世界を知る事ができる上に、人間の体は死後どのように変化するのか、推理や犯罪捜査の裏側がわかります。死体よりも怖いのは生きてる人間ですな。




    これは昔随分話題になりました。真相はどうなのかは横に置いておいて、一回読んでみるといいかもです。ただし読んだ後鬱になるので、精神状態が悪い時に読むのは辞めましょう。。。



    これも実務家の方が書いたなかなか面白い本。官僚とメディアの関係が、見も蓋もない感じで書かれています。まあ、実際はこんなもんでしょう。小説にでてくる様な熱血ジャーナリストみたいな人は実はあんまりいないのかもですね。




    ワタクシは紙でもっています。人口動態に関する指摘は実は大変重要です。構成の良い本です。ただし、「デフレ」とは何かを理解するには、ミクロとマクロ経済学の知識があった方がよいので、マンキュー先生の教科書をお読みになるとよいでしょう。(う〜ん懐かしい。でも英語版の方がわかりやすいんですけどね。ちなみにマンキュー先生の本は角川ではありませんし割引になっていません)



    大学で経済政策の授業を取っていなかった方にお勧めの新書です。新書なのであくまでさわりだけですが、経済政策の基本的な事が明記されており、大変分かりやすいです。Twitterやらブログで、延々と政治経済や福祉の事を議論している方がおりますが、経済政策の知識が全くないので、言っている事がメチャクチャだったりします。そういう方こそ読むべきだと思われます。。。また、時事問題をより深く理解したい方にもお勧めです。



    社会階層に関するトピックに興味のある方が少なくないですが、この本もお安くなっております。専門書を読んでいる方には物足りないかもしれませんが、新自由主義とはなにか、に興味がある方は読んでみると宜しいかもしれません。もっと詳しく知りたい方は、専門書をお読みになるとよいでしょう。



    豊富な取材を元に書かれている本です。本書では中堅以下の大学が直面する問題が指摘されていますが、実は、日本以外の先進国でも大きな問題です。90年代以後、教育の底上げをするために大学の数を増やし、入学者をわっと増やした国が少なくありません。また、日本の高等教育と海外先進国の高等教育の比較も読んでおくべきです。日本の大学は、ごく一部の超一流校を除き、日本の人が思うほど海外では知名度が高くはなく、評価も高くはありません。国際化や英語への対応が徹底的に遅れているので、あえて日本で大学教育を受けよう、という外国の若い人は多くはありません。これから大学に進学するお子さんがいる方は読んでおくべきです。



    夜の女、裏のお仕事シリーズもお安くなっています。ワタクシは紙で読みましたが、風俗産業の雑学的知識だけでも楽しめます。世の中は広い。。。



    音楽家や画家の人というのは、普段ビジネスやってる人とは全然違う感覚で考えているので、はっとする言葉に溢れていますね。発想の仕方が全然違う。この本もなかなか示唆になる事が多かったです。



    読んでなかったので購入。久石さんの様な音楽家と同じく、将棋やチェスで生活している勝負師の人達というのも、商売人やサラリーマンとは考え方や感覚が全く違うので、やはり、はっとする言葉に満ちている。発想が違うし、同じ物を見ても、全く違う方向から見てるんですな。こういう見方もある、こういう感覚があるのだというのを知る上で読むべき一冊。



    皇室に詳しい人に取っては目新しい事は書いてないかもしれませんが、皇室は実は明治時代に激増したなど、結構驚きの事実が色々書かれています。この値段でこういうことを知る事ができるのはありがたい。



    これは安くなってみたので買ってみたんですけど、面白かった。お香って西洋の香水とは違いますな。意味合いも素材も使い方も。西洋の人々は、日本の線香やお香の素材を見せると凄く驚くんですよ。香りも違う。昔からなんでお香を使う様になったのかね、というのが凄く疑問だったので納得でありました。


    <文芸>



    ワタクシの愛する遠藤周作先生の作品です。高校時代に一学期かけて国語の授業で読み論文にまとめた思い出の本。今も家に書き込みだらけの本を保存してあります。遠藤先生はフランス留学経験のあるクリスチャンです。罪とは何か?倫理とは何か?なぜ人間は組織の倫理を優先してしまうのか?それは戦闘という異常な状況が原因なのか?日本人と組織とは何か?自分が同じ立場にあったらどのように行動するか?心の奥深くに問いかけてくる重い本です。また、同じテーマは先生の他の著作でも繰り返し問われています。読む前に、キリスト教に関する本を読むと理解が深まるでしょう。




    ワタクシの大好きな坂口安吾先生です。高校の頃夢中で読んだのであります。いいな今の子はこういう文豪の本をこんなに安い値段で買えるんだもの。バス代より安いよ。。。先生は「堕落論」のあの鬱々な感じが有名ですけど、エンタメ小説もおかきのなるのでございますよ。多分鬱々したのもエンタメ感覚で書いてたんでしょうねえ。。。。




    ワタクシは先生の大ファンです。ハードボイルドな世界にしびれますよ。。。




    「苦役列車」の西村堅太さん。ワタクシ普段はあんまり小説読まないんですが、「苦役列車」を日本で紙で買って読んで、ファンになりました。パイロットもコンサルタントも魔法少女もヒルズもアフィリエイトもノマドもベンチャーもでてきません。中卒、ホステス、木賃宿、日雇い、流浪、混沌。いいですね。木賃宿のネットリとした空気や、ゴミ捨て場でワサワサするゴキブリが目の前に浮かんでくる感じです。



    宮脇俊三先生の鉄道物も実は大好き。先生に刺激されて海外でも鉄道に乗る様になったのです。田舎の鉄道駅やマイナーな路線のお話が素敵です。



    日本の伝奇ジャンルの創始的な本。荒俣さんの博識さがぎっしり詰まったリアリティのある物語。ファンタジー好きにもお勧め。ワタクシが読んだのは学生の頃。しかし200円ちょっとで手に入るなんていいんですかね。。。

    <エンタメ>



    黒い人、黒い社会、黒い犯罪が大好きな人、代官山や青山は嫌いだが新宿歌舞伎町の怪しさとネオンが好だという人にお勧め。(俺だ)ワタクシはハードカバー版でもっていて何度も読み返している超お気に入り作品。最初の数ページで世界に取り込まれる。登場人物はニヒルでハードボイルド。映画版より本の方が遥かに黒く雰囲気が良い。多分実態もこんな感じ。スイーツ(笑)脳はこの本を煎じて飲みなさい!




    涼宮ハルヒさんシリーズ。40代以上の皆さん、敬遠しないで読んでみましょう。ラノベをバカにしてはいけません。やはり売れるには売れるだけの理由があります。日常生活が舞台のため、物語の背景を咀嚼する努力があまりいらないのにも関わらず、さくさくっと読める作品です。第一作目はSFであります。




    江戸川乱歩先生も激安です。ワタクシは江戸川乱歩先生の世界観が大好きで大体紙で持っております。バンド「人間椅子」の世界観がお好きな方、ぜひお読みになって下さいまし。



    池波正太郎先生の本も超割引になっとります。個人的には先生の食に関するエッセーが一番好きなんですけど、歴史人物物もお勧め。先生は元株屋で下町のお人。粋な江戸っ子です。歴史物、剣豪物でも、文章全体が粋なのが好きであります。水っぽいのよね。今はこういう作家がいないなあ。




    でた、山田風太郎先生も激安になっている!!!メッタクソな話に、ガラシャ婦人とか天草四郎とか妖術とかもうグチャグチャですから。ミステリーはエログロ。面白いから文壇では「ちょっと、あの。。。」という扱いだったんだろうな。。。。(まあそういうものですな)



    「五時に夢中!」での岩井志麻子先生しか知らないあなた、先生の本業はホラー作家さんであり、一流のエンターテイナーです。ワタクシはこれハードカバーで持ってますが、圧倒的な文章力と、緻密で繊細な表現により語られるゾワゾワくる怖さ。因習はびこる日本の田舎の怖さ、方言で淡々と語られる恐怖の事実、女の情念、隠された秘密。目の前に陰惨な村と竹やぶが浮かぶんです。どっかの温泉に籠って読みたい一冊であります。





    証明シリーズは、物凄く昭和な香りがする作品です。なんというか、髪の毛がポマードでベタベタで、部屋には謎の巨大な灰皿がある感じ。おっさんは浅黒い顔で、お姐さん達は宇宙服みたいな謎のスーツを着てるの。そしてやたらと熱い。



    横溝正史先生をちゃんと読んだ事がない方、この機会にまとめ買いを。大人買いしても普通のハードカバー一冊分ぐらい。活字だと映像とは違った恐ろしさがあり背筋が寒いですよ。。ワタクシは活字の方が面白いと思います。




    林真理子先生のデビュー作です。実はワタクシ、コレも紙で持っています。デビュー作ですが、洞察が鋭く、今読んでもとても面白いです。所々に女性として産まれた悲しさや辛さがにじみ出ています。そして、先生はもの凄く頑張り屋で一生懸命な事がわかります。先生がテレビに出まくっていた頃の80年代というのは、ワタクシは小学生でした。バブル全盛期で、元気な女性が出始めた頃でありました。このエッセー、今読むと衝撃的ではないのですが、当時としてはどうも大変な内容だった様です。80年代の日本というのは、今と比べるとうんと保守的だったというのがわかります。同書に出てくる紀伊国屋や、ハウスマヌカン、コンクリ打ちっぱなしのビルなど、80年代の風俗がわかるのは資料として興味深いです。



    <読んでおきたい古典シリーズ>



    スーパー読みやすくなったシェークスピアシリーズ。教養としてざくっと読んでおいた方が良し。英語圏の人(お勉強してる人)はシェークスピアをちゃんと読んでいるので、会話にネタが出て来たりするのです。映画とかドラマの元ネタを理解するのにも必須。案外日本人の考え方や作品にも似ている所があったりして新発見。食わず嫌いしないで挑戦すべし。



    学生の頃図書館でハードカバーを読んでましたので、さっそくポチリました。この本は「どくろ杯」の金子光晴先生が訳しているのがポイントです。金子光晴先生の本は角川の割引には入ってないですが、ワタクシは大好きです。是非読んでみて下さい。



    ワタクシは、芥川先生が大好きです。理由その一はイケメンだからです。その2。文体がカッコいいです。ハードボイルドだな。実は一番気に入ってる話は「芋粥」なの。芋のおかゆって何か謎の食べ物よね。中学生の時に読んで「何なんだろうアレは。。。」と思っていた。



    森鴎外先生の本は中学高校時代に熱心に読みました。子供がDQNネームだとか何とかと色々言われていますが、多分この人はガイジンに物凄くもてたと思うんですよ。写真見るとイケメンなんだな。一番気に入ってるのは「舞姫」なんですけど、この人がガイジンのおにゃの娘を見る視点は、他の日本人と多分全然違うんですよ。大昔なのにこういう感覚があったというのは凄い事なんだな。


    ワタクシは宮沢賢治先生が大好きです。本は全部紙でもっていますが、どこかに出かける時、電車や飛行機の中で読んだりするんです。詩集はイタリアでバスの中で読んだ。いつも春と夏に読むんです。鳥が鳴いてるし緑が沢山だから。でも先生が今いきてたら2ちゃんのまとめサイトに張り付いていそうな気がしないんでもないんだな。



    星の王子様は物凄く不思議な感じの本です。サン・テグジュペリ は飛行機乗りでありましたが、他の著作では飛行機乗りとしての具体的な経験が買いてありますね。この本は彼の心の中よりです。ワタクシの大好きな本の一つです。すごくフランスっぽいです。しかし、これ、日本やフランスでは本屋で結構あるんですが、イギリスであんまり見かけないのよね。



    うーん懐かしい。小学校の時に夢中で読んだ本であります。子供向けなんだけどドキドキする展開なのよね。



    北原白秋先生版の「まざあ•ぐうす」です。(マザーグーズではないのがポイント。)原作をそのまま訳したのではなく、詩人の白秋先生のフレーバー版なのが面白いです。ちなみに英語圏の文学作品や探偵物、スピーチ、歌にはマザーグースの引用や、マザーグースに引っ掛けた言葉遊びが物凄く多いので、一回読んでおくといいです。元ネタを知らないと面白くないんすよ。英語圏の人は子供の頃からなじんでるからみんな知ってるのであります。うちには紙の英語版があるんですけど、今回買いました。



    「不思議の国のアリス」の角川版訳は読みやすく、あの作品のナンセンスさやアナーキーさ、言葉遊びが良くわかります。こういうナンセンスさがイギリスそのものというか、イギリス人が大喜びする「面白い」の感覚です。「カンタベリー物語」は英語圏の人が学校の授業で読んでたりしますので、一般教養として読んでおきましょう。法学部の方であればおなじみの「悪徳の栄え」も、今読んでみると対した過激さじゃないのですが、作者のマルキ・ド・サド先生は日本の江戸時代にこういう本を精神病院とか牢獄で書いていたというのが、今考えるととんでもない話です。O嬢の物語にしろ、フランスからは、なぜかこういう、性的凄まじい作品が生まれてくるわけですが、海の向こうのお隣のイギリスはアリスやシェークスピアなわけで、両国の違いがなんとなくわかりますね。ギリシアとローマ神話は西洋文明を理解する上での基礎の基礎ですので、一度ちゃんと読んでおく事をお勧めします。知識がないと、文学、映画、政治、名言、宗教を理解することができません。



    日本の古典代表作を、原文、現代語訳、あわせて収録した初心者向けのシリーズです。ルビがついているので大変読みやすく、学校の古典の授業で挫折した方でも楽しめます。各作品を読むと、昔の人も左遷やしがらみ、嫁姑関係、恋愛など、今と変わらず悩みがあり、人間の世の中というのはいつも対して変わらない物だな、ということを実感します。原文の日本語を読むと、日本語の美しさを改めて感じます。

    しかし、こういう本がこんな安い値段で手に入るというのは凄いですね。ワタクシの高校はちょっと変わった学校で、古典の授業では源氏物語などの原文がすべて掲載された本(多分大学生か研究者用)を授業で買わなければならなかったのですが、一冊数千円した記憶があります。原文しか載ってないので、解読にかなり苦労しました。。。試験では一章丸ごと出てしまうので、友達と半分泣きながら解読したのを覚えております。(しかも高いから簡単に書き込みできず)

    なお、外国の方とお仕事で接する方、これから海外に行くお若い方は、これらの日本の古典の代表作をじっくり読んでおくことはとても大事です。なぜなら、海外で日本に興味がある方というのは、日本の古典の知識があったり、日本人であれば代表的な文学作品や古典に関して解説する事ができることを期待しているからです。自国の伝統や文化、芸術を語れない人は国際人ではありません。なお、特に「源氏物語」と岡倉天心の「茶の本」は必読です。茶の事をやたらときかれる事がありますので、作法や精神性などを説明できないとかなり困ります。



    中国大陸の古典もKindle化されています。残念ながら70%オフではなく21%オフですが、ぜひ読んで頂きたいのでご紹介します。日本の古典シリーズと同じく、原文、書き下し文、現代語訳、解説が併記された大変親切な作りです。中国古典は他社のを紙で持っておりますが、原文が載っていなかったりするのが不便で困りました。中国大陸人や台湾人、華人、中国古典に詳しい欧州や北米の人と話をする際に、原文を引用できないのでもの凄く困るわけです。こういう本が手元にあると、かなり助かります。なお、老子と孫子兵法は、古典に興味がある方だけではなく、ビジネスに取り組まれている方、「働くとは何か?」「人生とは何か?」に悩まれている方、ぜひ読んで下さい。

    老子には人生の指針が明記されています。孫子兵法は、その辺の戦略本やマーケティング本の数百倍役に立つので、じっくり読む事をお勧めします。論語は中国大陸および中国文化圏の考え方を知る上で基礎の基礎ですので、ご一読を。また、西洋を理解したい人にとっても、中国古典は重要です。中国の古典を知る事により、西洋の思想との比較対象が可能となり、二つの文明圏の世界観の違いを理解する事ができるからです。
























    週刊めいろま Vol.44 【夏期合併号】モンティ・パイソンとイギリスのお笑いの神髄

    ■ 目次
    1. モンティ・パイソンとイギリスのお笑いの神髄
    2. 英語でポン!:モンティ・パイソンの英語
    3. Q&A
    「オンライン英会話のフィリピン語なまり」
    「なぜ理解力のない人に啓蒙活動をするのですか?」
    「英語ができるとはどのようなレベルを指すのか?」
    「資産家は質素倹約家が多いのですか?」
    4. 新作書籍無料サンプル「英語の書き方」
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1. モンティ・パイソンとイギリスのお笑いの神髄

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    イギリスでは7月の頭にモンティ・パイソンが再結成し、O2アリーナで再結成ショーを開催したことが話題となりました。

    さて、お若い方はご存じないかもしれませんが、モンティ・パイソンというグループは、イギリスで70−80年代に大活躍したお笑いグループであり、近代スケッチコメディの基礎を作ったグループだといわれています。

    ● スケッチコメディとは何か?
    ちなみにスケッチコメディとは、寸劇のことで、英語だと通常「sketche」と呼びます。脚本や台本があってお話を展開して笑いを取るちょっとした劇で、通常一つのスケッチが数分間で構成され、2−5人程度の役者が演じます。イギリスや北米のテレビでは一発ネタや瞬間芸よりも、こういう寸劇調のお笑いが主流であります。その歴史は案外長く、イギリスの場合はその起源は中世にさかのぼります。19世紀に入ると、ミュージックホールという大衆向けに演劇や歌、寸劇を公演する場で盛んに演じられる様になり、映画、ラジオ、テレビへ展開されて行きました。アメリカでも同じ頃にボードビルとして盛んになりました。

    日本ではスケッチコメディのことをコントと呼びます。ちなみにコントはフランス語であります。日本の最近のお笑いではスケッチコメディは下火ですが、かつてドリフターズがやっていたお笑いは、イギリスや北米のスケッチコメディにかなり近い物です。

    イギリスや北米のテレビや劇場で演じられるスケッチコメディの特徴は、社会風刺を盛り込んだ題材が多いとです。アメリカの代表的なお笑い番組である「サタデーナイトライブ」には、時事問題や政治家をコケにしたスケッチが数多く登場します。イギリスの場合、スケッチコメディアンが政治家やニュースで話題になった有名人を模写して、かなりどぎつい風刺を展開するのが当たり前です。

    例えば、仮に両国でSTAP細胞問題の様なスキャンダルがあった場合、スケッチコメディ番組に関係者一同を模写したキャラクターが登場し、何週にも渡ってコケにされるでしょう。しかし、お笑い番組でコケにされたからといって、当事者や視聴者が怒るとか思い詰めるといったことはないわけです。お笑いはあくまでお笑い、風刺されるほど話題になってるんだな、という感覚で、コケにされた方は突っ込み返すという軽いノリです。日本の原発問題や議員歳費の使い込み、耳の不自由な作曲家さんの件も当然ネタにされて弄くり回されます。

    - - - - - 無料版はここまで - - - - -
    続きはブロマガを購入して楽しもう!
    このコンテンツはブロマガ(有料)です。
    購入すると続きをお楽しみいただけます。
    ブロマガって何?
    メルマガ
    初月無料。ブログや連載で書けないお話&英語のお勉強 ライブドア まぐまぐ!
    わたしの本
    お問い合わせ
    執筆および取材、塾に関するお問い合わせはこちらまで

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    Twitter
    最新記事
    カテゴリ
    全記事

    全ての記事を表示する

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。