【書評を書きました】「逆境エブリデイ」起業家に本当に必要なことを学びたい人に



    著者の大川弘一さんより献本。大感激大感謝お礼!!

    なんと、あの有名なメルマガ会社『まぐまぐ』の創業者である大川弘一さんによる旅行記です。ただし、普通の旅行記ではありません。なんと、大川さん、ベンチャーの創業者という顔の他にポーカープレーヤーという顔もあり、ドイツ、インド、スペイン、韓国、イタリア、フランス、カンボジア、アメリカと様々な国のポーカートーナメントにたった一人で参加し、各国のギャンブラーと戦っていくという、400日の記録です。

    まず、本の導入部で度肝を抜かれます。「まぐまぐ」のことは大まかには存じ上げていましたが、取締役に訴訟をおこされて大変な目に合ったり、株価がガガンと下がってしまうなど、全然知らなかったことが書いてあり、大川さんが体験されたジェットコースターの様な体験が、あくまでさらっと書かれています。

    ホリエモンさんや、ロードサイドのハイエナこと井戸実さんも登場します。有名ベンチャー起業家の皆さんのマスコミでは描かれない姿がさらっと書かれている点も非常に興味深いです。ネットやメディアで第三者があれこれ描く姿は、あくまで虚構なのでしょう。

    ワタクシは宝くじ以外のギャンブルをまったくやらないヘタレなので(イメージと違うと言われますが、ワタクシはチャレンジ精神とかやる気とかとほど遠いヒッキー系のメタラーです)、ポーカーのルールに関しては正直さっぱりわからなかったのですが、足を踏み入れる機会がないポーカートーナメント場の雰囲気や、ギャンブラーの様子というのがわかり大変面白かったです。なるほど、こうなっているのだなと。

    アメリカのロードサイドの風景が描かれているのも興味深いです。シリコンバレーやマンハッタンではなく、週末に家族総出でカジノに行って楽しむアメリカ人家族の姿。くたびれたダイナー。エンコするポンコツのレンタカーや、激安料金で車を直してくれる田舎の整備士。映画「バグダットカフェ」みたいな風景が目に浮かびます。

    こういう描写を読むと、お会いしたことはないのですが、大川さんの感受性の高いお人柄がなんとなくわかります。しかし、繊細ながらも、ポーカートーナメントでは大胆な勝負をして行きます。あくまで緩く緩くでありますが、楽観的に、大胆に勝負するのです。

    起業家とは、人々のニーズを読み取って、想像力を働かせて商品やサービスを開発していく人達であり、実は繊細な感性と、孤独に耐えられる精神力が必要です。そういった意味で、実はアーティストに近いのかもしれません。それプラス、大きな勝負にかけるというギャンブラー的な心がなければ勤まりません。

    上司に言われたことを忠実に実行し、根回しをし、上司や同僚のご機嫌を取るのが命題であるサラリーマンとは全く異なる職業です。

    サラリーマンが嫌だから起業したいと思っている方、同書を手に取ってみて下さい。自分に足りない物がなにか、なぜ誰もが起業家にはなれないのか、良くわかるでしょう。






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