【書評を書きました】 中川ケイジ さん 「人生はふんどし1枚で変えられる」 [Kindle版] ¥ 950 紙版の30%オフ。鬱で悩む方、仕事が嫌でしょうがない方は必読




    読んでみたいなあと呟いたら担当編集者様より献本頂きました。感謝感激であります。うーんインターネット的ですね。

    さて、「人生はふんどし1枚で変えられる」という題名でありますが、これ自己啓発本(キャリアポルノ)ではありません。ふんどしマニア向けの本でもありません。

    鬱で苦しんでいたサラリーマンの男性が、ある日「好きな物」をみつけ、たった一人で商売を始め、自分で仕事を作り出して行く、というドキュメンタリーであります。

    著者の中川さんは、大学卒業後美容師さんをやられていた後に、コンサルティングビジネスの世界に入られたという少々変わった経歴をお持ちの方です。元々10年も美容師さんをやられていたので、美しい物や、人の生活を豊かにするものに興味をお持ちだったのではないかなあ〜と思います。

    その元々持っていた興味や、お客さんと直接接する美容師の経験が、ある日ふんどしを絞めた快感と結びつき、なんと起業してしまいます。

    さてここからが面白い。試作を一生懸命考え、デザインやパッケージに工夫を凝らし、自分がこれは!と思った人に直接会いに行き教えを請う。マスコミを使って宣伝したり、自分でイベントを企画してふんどしの普及に邁進します。

    さらっと書いてあるのですが、

    「仕事というのはこうやって作る物だ」
    「商品の企画とはこうやってやるのだ」
    「宣伝とはこうやると良い」

    というのを学ぶことが可能です。会社で事業企画やマーケティング、プロモーションに関わっている方、これから仕事を始める学生さんは是非読むべきです。実体験ですからその辺のノウハウ本よりも役に立ちます。

    人間というのは好きな物であれば、こういう風に熱心になれるのだ、頑張れるのだということもヒシヒシと伝わってきます。

    毎日の仕事がつまらないなと思っている方、俺の人生これでいいのかなと思っている方、自分は何が好きなのか、何が得意なのか、何には時間もお金のことも忘れて没頭できるのか考えてみましょう。


    私達は毎日仕事に一日の大半を使います。しかし、その貴重な時間を、好きでもないことに費やすのは、たとえ沢山の給料や、人に自慢できる肩書きがあったとしても、もの凄く空しいことではないでしょうか。

    ちなみに、ワタクシも紆余曲折を経て、今は自分の好きなことしかやっていません。周囲からはあれこれ言われましたが、好きなことしかやらないことで、ストレスがグンと減り病気にならなくなったし、浪費は止まったし、かえってお金が貯まる様になったりして、生活全体としてはプラスです。

    なお、個人的には、ふんどしというのは、もっと普及していいのではないかと思っています。入院するとT字帯というふんどしを使いますが、あれなかなか便利です。ワタクシも入院用に買ったんですけど、あれ一色しかないんですよ。今年は入院する予定があるので、オサレなふんどしを買おうかなと思っています。取り替えるのが楽ですからね。

    なお、中川さんの会社で売ってるふんどしはこんなにオサレ。「シャレフン」とは名前がまたいいですね。

    日本には伝統的で素晴らしい製品やサービスが沢山あります。ふんどしだけではなく、漆器や陶器、伝統的な日本食、着物、和室、お茶、寄木細工など、本当に数えきれないくらい。外国の人が日本に来ると、うんと驚くのがそういう伝統的な物やサービスの素晴らしさなんです。若い人が見向きもしない様な店で大感激する。

    でも、デザインが今風じゃなかったり、パッケージや売り方で損をしている物が多いです。日本の人達は見向きもしない。クールジャパンってこういう所に眠ってるんです。

    政府が大金をかけてプロモするアイドルじゃないんですよ、外国の人が本当に感動するのは。
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