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    【書評】「日本人はなぜ世界での存在感を失っているのか」日本の未来を考えたいなら読むべき一冊



    著者の山田様より献本頂きました。感謝感激です。ワタクシも帯に推薦文書かせて頂いております。

    さて同書でありますが、単なる日本Disり本ではありません。日本がなぜこの所、世界における影響力を失ってしまったのか、そして、そんな日本はそうするべきなのかを客観的なデータに沿って説いた建設的な提言書となっています。

    第1章は日本の広報戦略のダメっぷりがうまく描かれています。広報戦略というのは国際政治の駆け引きの一つでありますが、どうも日本のやり方というのは狡猾さが足りないのであります。

    ワタクシがワシントンDCのロビーストの所でインターンをやっていた際や、国際機関で働いていた際にも感じたことですが、日本には国際感覚を持った広報のプロが足りていない印象を受けます。海外向けの情報発信や交渉モロモロは、国内市場のみを相手にしている広告代理店や広報マンではどうにもなりません。隣国の中国や韓国は、英語圏の広報や外交専門の大学院で専門家を養成したり、移民二世や三世のネットワークを使って激しい情報戦を繰り広げています。こういうネットワークの有無が、日本と中韓の間で大きな差がついてしまった要員といえるのではないでしょうか。

    第2章、3章、4章は日本の経済的地位の低下に付いてでありますが、これを読むと、「日本は凄い系」の愛国ポルノが書いていることがいかに欺瞞に満ちているかということが良くわかります。海外にいますと良くわかりますが、日本は今やアジア太平洋における重要市場ではございません。優秀な人材は香港やシンガポール、中国に送られ、日本は素通りされてしまっているんであります。愛国ポルノばかり読んでいる人々は、国際業務や外資系での仕事などには無縁なので気がつかないのかもしれませんが、ガイコクとやり取りしている人々は、母国が素通りされる様を毎日歯がゆい思いでみているのです。

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