週刊めいろま Vol.44 【夏期合併号】モンティ・パイソンとイギリスのお笑いの神髄

    ■ 目次
    1. モンティ・パイソンとイギリスのお笑いの神髄
    2. 英語でポン!:モンティ・パイソンの英語
    3. Q&A
    「オンライン英会話のフィリピン語なまり」
    「なぜ理解力のない人に啓蒙活動をするのですか?」
    「英語ができるとはどのようなレベルを指すのか?」
    「資産家は質素倹約家が多いのですか?」
    4. 新作書籍無料サンプル「英語の書き方」
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    1. モンティ・パイソンとイギリスのお笑いの神髄

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    イギリスでは7月の頭にモンティ・パイソンが再結成し、O2アリーナで再結成ショーを開催したことが話題となりました。

    さて、お若い方はご存じないかもしれませんが、モンティ・パイソンというグループは、イギリスで70−80年代に大活躍したお笑いグループであり、近代スケッチコメディの基礎を作ったグループだといわれています。

    ● スケッチコメディとは何か?
    ちなみにスケッチコメディとは、寸劇のことで、英語だと通常「sketche」と呼びます。脚本や台本があってお話を展開して笑いを取るちょっとした劇で、通常一つのスケッチが数分間で構成され、2−5人程度の役者が演じます。イギリスや北米のテレビでは一発ネタや瞬間芸よりも、こういう寸劇調のお笑いが主流であります。その歴史は案外長く、イギリスの場合はその起源は中世にさかのぼります。19世紀に入ると、ミュージックホールという大衆向けに演劇や歌、寸劇を公演する場で盛んに演じられる様になり、映画、ラジオ、テレビへ展開されて行きました。アメリカでも同じ頃にボードビルとして盛んになりました。

    日本ではスケッチコメディのことをコントと呼びます。ちなみにコントはフランス語であります。日本の最近のお笑いではスケッチコメディは下火ですが、かつてドリフターズがやっていたお笑いは、イギリスや北米のスケッチコメディにかなり近い物です。

    イギリスや北米のテレビや劇場で演じられるスケッチコメディの特徴は、社会風刺を盛り込んだ題材が多いとです。アメリカの代表的なお笑い番組である「サタデーナイトライブ」には、時事問題や政治家をコケにしたスケッチが数多く登場します。イギリスの場合、スケッチコメディアンが政治家やニュースで話題になった有名人を模写して、かなりどぎつい風刺を展開するのが当たり前です。

    例えば、仮に両国でSTAP細胞問題の様なスキャンダルがあった場合、スケッチコメディ番組に関係者一同を模写したキャラクターが登場し、何週にも渡ってコケにされるでしょう。しかし、お笑い番組でコケにされたからといって、当事者や視聴者が怒るとか思い詰めるといったことはないわけです。お笑いはあくまでお笑い、風刺されるほど話題になってるんだな、という感覚で、コケにされた方は突っ込み返すという軽いノリです。日本の原発問題や議員歳費の使い込み、耳の不自由な作曲家さんの件も当然ネタにされて弄くり回されます。

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