書籍「添削!日本人英語」無料サンプル:「受験英語」はネイティブの小学生から中学生レベル

    以下は1月28日発売の「添削!日本人英語」からの一部抜粋です。



    英語が母語ではない人が英文を書くと、文法や熟語は間違っていないのに、な んとなく英語として不自然な表現になってしまう、ということがよくあります。

    その人にとっては外国語なので仕方ないのですが、ビジネスや業務用の文書、論文などのアカデミックな文章を書く場合には大きな問題になってしまいます。 例えば、かなり不自然な日本語で書かれたビジネス文書を目にしたら、「うー ん、この会社に仕事を依頼するのはちょっと...」とちゅうちょすることでしょう。

    PART 1 でも述べましたが、このような不自然な英語を書くのは、受験英語 にどっぷりと漬かってきた人に珍しくありません。なぜなら日本の入試に出て くる英語のほとんどが、教科書やパンフレットなど、英語圏では小学校高学年 から中学生が読むレベルのものからの抜粋だからです。

    例えば、どこかの企業の 40 代管理職が、ネイティブスピーカーの部下に、

    I want you to finish this work tomorrow. I am in a hurry.

    (この仕事を明日までに終わらせてくれ。急いでいるんだ)

    と言ったとします。 確かに、英語として意味は通じますし、言われた方も理解するでしょうが、
    ネイティブにとっては、まるでロボットのような不自然な英語であるため、 言われた方は「ああ、なんだかなあ」と思うことが少なくないのです。

    実はこういうしゃべり方、海外で働く日本人、特に在住年数の少ない方がよくやってしまうことです。

    本人は受験英語を頑張ってきたので、文法的な知識などはあり、ある程度は話したり書いたりできるのですが、英語圏や多国籍な場所で大人が使う表現 や、ビジネスの場にふさわしい表現が分からないのです。

    「英語は日本語よりもシンプルな言語だから大丈夫」と根拠なく信じている方 もおられるようですが、やはり、その人の立場や「場」に応じた自然な表現と いうのは、ビジネスを円滑に進める上で重要です。

    そのためには、PART 3 および PART 4 で詳しく説明しますが、たくさんの 英文に触れて自分のテンプレート表現を増やすのが一番です。
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