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    僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる

    著者の松井博様(@Matsuhiro) より献本(ありがとうございます)




    松井さんは日米のアップルに勤務し、実務家としてプロジェクトマネージメントや管理業務などを体験した貴重な方である。ジャーナリストやコンサルタントなどの「外部の評論家」が書くアップルの「評論本」は山のように出版されており、よくわからない経営用語や哲学的な表現(結局何が言いたいのかわからない)で満載だが、本書はそのような「表層的」な書籍とは異なっている。

    「中から見るとどうなのか」「アップルって職場としてはどうなの?」「どうやって仕事してるの?」という、サラリーマンなら「多分最も知りたい部分」が書かれている。

    ジョブス復帰後のアップルは革新的な製品を世に送り出しているが、その源になっているのが、駄目駄目だった会社の管理体制を徹底的に叩き直したことだったというのが大変興味深い。いくら有能な人をそろえても、うまく使いこなす仕組みがなければ、良い物は生まれない。要するに勝利を導くのは「仕組み」なのだ。

    アップルが整えた「仕組み」は、どうも業績の芳しくない日本の組織にも十分応用可能だ。詳細は本書を読んで頂きたいが、今の日本は、「うまい料理人がいない港町」のような状態だと筆者は考えている。

    日本には労働意欲が高く、真面目で、勉強熱心な人は大勢いるのだ。

    これは、日本の電車が定時運行が当たり前だったり、物を送っても盗まれることはなく、会社やお役所に問い合わせればすぐに回答してくれる親切な人が大勢いることからわかる。

    物の品質も、昔に比べれば下がったとは言え、世界的に見たら高品質の物ばかり。
    スーパーで腐った物を売っていることはまれだ。

    これは、海外に住んだ人間なら身にしみてよくわかる。

    しかしこういう真面目な人々の意欲を高め、正当に評価し、うまく動いてもらう仕組みがうまくないのである。この仕組みがうまくないことは、これから「グローバル化したい」と行っている組織には大きな足かせになる。日本の外の優秀な人々は、日本人とは異なる言語を使い、異なる考え方をする。日本的な「阿吽の呼吸」は通用しないから、なおさら「うまく働いてもらう仕組み」が大事なのだ。

    これから海外で働いてみたい、会社で国際業務が増えそうだ、業績が芳しくないうちの会社をどうにかしたい、と思っている方は、ぜひ本書を手に取って頂きたい。








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