【書評】 野上武志先生「まりんこゆみ(5)」「紫電改のマキ(5)」 サラリーマンこそ読むべき漫画!

    作者の野上武志先生(@takeshi_nogami)よりお送りいただきました!(赤子が紙の本をビリビリに破いてしまうので、書評がなかなかかけず遅くなってしまい申し訳ございません。。。)

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    まず最初にご紹介したいのが「まりこんこゆみ」です。女子高生のゆみちゃんが、アメリカ海兵隊に入隊してしまい切磋琢磨するという作品でです。



    その辺の漫画と違うのは、原案のアナステーシア・モレノさんが、本当に海兵隊に勤務しておられたということです。(なお、モレノさんは2015年にご逝去されました)

    ここまで買いていいんかい?!?という内容から、トホホでユルんユルんしたネタが山盛りで、ミリヲタでなくても楽しめる素晴らしい作品です。大変興味深いのは、他の海兵隊実録本などではあまり紹介されない通訳業務や看護、衣食住などの兵站部分も詳しく書かれている点です。資料として大変貴重だと思われます。

    (1)−(5)を通して読んで驚くのは、海兵隊だけではなくアメリカの軍隊というのは大変合理的に仕事をする組織であり、外からは厳しいように見えるけども、実は中で働く人を大事にしている、ということです。パワーのある食事(味は除きますが)、豪華な兵站、最新鋭の武器や装備など、支えが不十分では戦えないというのが分かります。

    あれだけの巨大組織を、イラクやアフガニスタン、アフリカ諸国の様な様々な土地で展開し、なおかつ構成員の安全を確保しなければならないのですから、組織としての様々なノウハウや、支援の仕組みがあります。普通の会社でも、ちょっと海外事業をやるのでも大変なのですから、大量の物資や人を運び、人名が関わることをやる軍隊というのは運営ノウハウの塊です。

    (5)ではオキナワベースから一路、零下20度の大雪原、北海道へ。ゆみちゃん達が自衛隊北部方面隊の大規模演習に参加します。自衛隊が登場しますが、アメリカ軍との働き方の違いがよく分かります。自衛隊では幹部の皆様も激務でブラック労働をしておられるようです(涙)(なおオヤツは自衛隊の方が美味しそうです!)

    なお本書は英語を学んでいる方にも読んでいただきたいシリーズです。原案者が本物の元海兵隊の方ですので、現場で本当に使われている英語がふりがな付き(これ重要)で登場します。丁寧に監修されていますので、その辺の英会話本よりも優れた作品です。

    一緒にお送りいただいた「紫電改のマキ(5)」は登場する航空機がとにかく美しい!戦闘シーンも大迫力です。

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    主人公である女子高生羽衣マキちゃんがが現在のジェット戦闘機ではなく第二次世界大戦時の航空機を操りながら学生生活を送っていくというのがミソです。そもそもレシプロ機の操作をここまで細かく描いた作品とはあまりないので、メカ好き、戦闘機好きは楽しめます。グラフィックが美しいので、普段漫画を読まない方、ミリ系漫画を読んだことがない方にも挑戦していただきたいです。マキちゃんをはじめとするキャラの絡みも楽しいです。大変野上先生らしい作品と言えましょう。(5)ではドイツ機やイタリア機が登場するのが嬉しいです。









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