海外で身を守る方法&海外旅行で便利なグッズのまとめ

    数年前にルーマニアでインターンシップに出かけた大学生の方が犯罪の犠牲者になってしまった事件がありました。日本と異なり、先進国であっても、海外は危ない場所がかなりあります。また、日本では考えられないような荒っぽい犯罪も珍しくありません。

    Twitterにも書きましたが、OECD諸国でさえも、日本以外の国の犯罪件数は、日本より遥かに多いのです。例えば、人口10万人あたりの殺人数は日本ではたった0.5人でOECD諸国の内2番目に少ないのですが、メキシコは18.1人、先進国であるアメリカは5人です。

    人口10万人あたりの強姦件数は、オーストラリアは91.1件ですが、日本は1.1件でOECD諸国のうち最低です。

    日本は強盗件数もOECD諸国のうち最低で、人口10万人あたりたった4件です。一方、人気観光地であるスペインはなんと1188件です。日本のおおよそ300倍です。

    海外に何度も行ったり、住んでいると、身を守るコツとか、ここは危ない、この人は危ない、というのが、カンでわかるようになります。高い山に登る登山家が周到な準備を怠らないように、知識や準備があれば、海外での危険はある程度防ぐことが可能です。

    なるべく多くの人に読んで頂きたいと思いましたので、Twitterで「海外で自分のみを守るコツ」を書いてみました。まとめは以下のリンクに掲載されています。(@ko_kishi さんいつもありがとうございます)

    May_Romaさんによる【海外で自分の身を守る方法】

    このまとめは海外初心者の若い女性向けに、一般的な「コツ」を明記してあります。海外に既に住んでいる方や、渡航回数が多い方、男性に取っては「ちょっと注意し過ぎなのではないか」という面もあると思いますが、ベテランの方や男性と、海外にあまりなれていない若い女性が注意することはずいぶん違います。

    また、スリから身を守る方法は、私が4年間イタリアのローマに住んでいた頃の「コツ」をまとめた物です。イタリアの観光都市は世界中から集まってくる観光客を狙ったスリや窃盗が大変多いので、長期滞在者や在住者は、スリや窃盗を防ぐ「コツ」を、友達や同僚から学んで身を守ります。イギリスやドイツなどの北欧州であれば、イタリアほど注意する必要はありません。ただしペルーやメキシコの繁華街や、ケニアの雑踏などでは、イタリア以上の注意が必要です。

    なおTwitterのフォロワーの皆さんより、海外で自分の身を守る際に訳に立つグッズや書籍を教えてほしいというリクエストがありましたので、以下掲載します。

    貴重品マネーベルトに入れてズボンやスカートの下に隠しておきます。薄手の物だと洗っても乾きやすいですし、夏場に楽です。首から下げるタイプもありますが、胸の辺りがゴソゴソするので、私は腰に巻く方が好きです。




    荷物の置き引き防止には、こういうロックが便利です。ダイヤル式の鍵の物が便利です。鍵をなくす心配がありません。



    バックやスーツケースにはすべて鍵をかけてください。町歩きの際のリュックサックやショルダーバッグの口やポケットにもかけておくべきです。かけているのが見えると「この人間は注意している。だませない」というのがわかるので、防犯意識のアピールにもなります。

    ハンドバックの場合は安全ピンで口を留めておくだけでも効果的です。あけるのに時間がかかるのですれません。「時間がかかる」という所がポイントです。空き巣とスリの理論は同じで、時間がかかりそうな「案件」には手を出しません。これは学生時代にベテランのバックパッカーの方から教えて頂いたワザです。



    スーツケースは目立たない物を選ぶのがコツです。色は黒か茶色、濃い青、濃い緑など。絶対に目立ってはいけません。日本の旅行者は、勘違いして、超高級スーツケースや、パステルカラーのスーツケースを使いますが、あれは、盗んでください、私はバカですと行っているのと同じです。

    海外だとナイロン製のソフトスーツケースを使っている人が少なくありません。軽いので移動が楽だからです。四輪よりも二輪を使っている人が多いです。

    荷物への麻薬の混入、荷物の抜き取り、スーツケースの破損などが多い国へ行く場合は、ハードケースでなければなりません。そういう国は、アフリカや南米だけではなく、欧州南部や東欧、ロシアも含みます。できれば、出発前に、スーツケースをビニール袋で包み、ガムテープでぐるぐる巻きにすることです。

    アフリカ南部や西部などに行く場合は、できたら荷物は手荷物のみの方が無難です。ハードケースでも破壊されて、中からものを抜き取られます。イタリアでさえやられます。(空港で関係者がやるのです)

    国連のコミッサリー(オフィスの地下にある職員専用の売店)では、出張者用にサムソナイトのソフトケースとハードケースを売っていました。サムソナイトだと使っている人が多いため目立ちませんし、ソフトケースなら軽くて丈夫です。国内外で修理が可能なので、私はずっとサムソナイトです。

    日本だとライセンス販売で、海外で売っている物とは仕様が違うので、並行輸入品を買うか、海外で買うのがおすすめです。ハードケースの場合はRIMOWAのポリカーボネート製のスーツケースもおすすめです。地味で目立ちませんが丈夫です。高そうに見えないのもポイントです。

    個人的には四輪よりも、タイヤが大きくて移動が楽な二輪の物が好みです。欧州は石畳や階段が多いので、車輪が大きくないとすぐに壊れてしまいます。

    スーツケースには、ガムテープをちょっとはったり、取っ手に荷作り紐を結んでおくと、何となく貧乏そうに見えるので、バゲッジハンドラーや空港にいる不特定多数の人の注意を引きません。紐一本で荷物の印象が変わってしまうんです。スーツケースにはベルトをしておくと中の荷物の盗難防止になります。



    中長期滞在で現地で買うと疲れますし、疲れるとスリにあったり、忘れ物をしたりするので、当座必要な物は日本から買っていった方が良いです。日本製の電化製品はコンパクトですし長持ちします。

    この電源プラグはかなり気に入っていて10年以上愛用しています。変圧器はカシムラで統一しています。欧州や発展途上国では航空機の預け入れ荷物や手荷物の重量制限がかなり厳しいので重量計が必須です。

    パナソニックとサンヨーの海外用ドライヤーは十年以上毎日使っていますが、全く壊れません。(こんな丈夫なドライヤーは他の国にありません)米がないと死にますので、レトルトのご飯(イギリスにもあります)を暖めるトラベルクッカーも持ち歩いています。お茶も必須ですので変圧機能付きヤカンも持ち歩いています。

    マグライトはアメリカから輸入すると安いのですが海外での停電や夜道に備えて持っておくと良いです。最強の懐中電灯です。

    スイスアーミーナイフはワインの栓を抜いたり、果物を切ったりするのに使っています。

    磁石は現地で買った地図を見ながらの移動に必須です。スマートフォンの磁石でもいいですが、電池が切れる可能性があるのでアナログの方が便利です。地図は現地で最新の紙のものを買うのが良いです。なぜ紙かというと、スマホの電池が切れたり、壊れたり、盗まれる可能性があるからです。紙なら電池がなくても使用可能です。地図の読み方は日本で練習してください。

    靴は夏ならビルケンシュトックのサンダルです。歩きやすい上地味なので周囲から浮きません。高価なスニーカーやブランドの靴は履いてはいけません。強盗してくださいと宣伝しているのと同じです。貧乏そうに見えるのもポイントです。ただし、カジノやレストランなどに行くときは別の靴に履き替えます。



    モバイルグッズは以下がオススメです。

    モバイル用にはSkrossの変換プラグを愛用しています。値段は張りますが、スイス製なので、品質の高さは予想以上です。若干作りが甘いソケットにもきちんとはまりますし(海外はそれなりの値段のホテルでも細かい部分の仕事が甘い)、繊細で高価なモバイル機器にダメージを与えたくないので、保険の意味で使っています。

    デバイス側も、コンセント側も、全世界対応というのが希少です。日本で売っているものは、デバイス側が日本で、コンセント側は外国対応というものばかりです。様々な国を転々とすると、持っているデバイスも、その国のソケットなので、こういうのはとても便利です。人気商品らしく、欧州の豊かな国の家電店や、空港の免税店でよく売っています。何年も使えるので、長い目で見るとコスパが良いです。



    Ankerの充電器とモバイルバッテリーはあまりにも便利なのでほぼ毎日使っています。海外でも使用可能です。(要変換プラグ)




    旅行ガイドブックは、治安やゲイやレズビアン向けの旅、子連れ旅まで詳しい記述のある「ロンリープラネット」がおすすめです。このガイドブックは、お店や観光地からリベートをもらっていないことで有名です。

    著者は現地に長く住んでいたり、その国を研究している学者や作家ですので、読み物としても深みがあり大変役に立ちます。私は学生時代から愛用しています。元々は英語の本ですので、できたら原書を買って読んでみてください。日本編は意外なことが書いてありなかなか面白いです。

    日本のガイドブックにはもらっているものもあります。そして、製作は、外国語すらできない若いフリーライタや、零細編集プロダクションに丸投げで、突貫工事状態で取材します。ですから、タイアップ記事や、間違った情報だらけになってしまいます。私は日本の旅行ガイドはほとんど使いません。

    素人の書いた旅行ブログは情報が不正確なことがあるので、参考程度にするべきです。また、主観が入っているので、その人と同じように、その場所や食べ物を、素晴らしいと思える保証はありません。ビザや会館時間などの重要情報に関しては、政府情報や、訪問先の博物館のサイトなど、一次情報にあたるべきです。



    ちなみに上記以外にも、水の浄化ストローや浄化剤なども持ち歩いていますが、日本では手に入りにくいので掲載していません。イギリスだと軍用商品の店がその辺にありますので、そういう店で簡単に手に入ります。

    アジア方面の場合は雑誌「旅行人」(残念ながら休刊してしまいました)が出している「旅行人ノート」が役に立ちます。最近は更新が頻繁ではないのですが、比較的マイナーな地域に関してここまで詳しい海外旅行ガイドはありません。

    「旅行人」が出している書籍やバックナンバーも海外情報を知るのにかなり役に立ちます。ちなみに私は「旅行人」が「遊星通信」という名前だった頃からの読者で、「旅行人」の書籍はほぼすべて持っています。



    蔵前仁一さん、さいとう夫婦さん、グレゴリ青山さんの作品は特におすすめです。



























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