【書評】ペコロスの母に会いに行く



    日本滞在中に横浜の有隣堂さんの店頭で見つけて即購入。他の大手書店さんにはみかけませんでしたが、有隣堂産では店頭に沢山ありました。有隣堂は文庫のカバーも素敵だし、都内の大手チェーンにはおいてない本も置いてるので気に入ってる本屋さんです。

    40歳で故郷長崎にUターンした漫画家で編集者おやっておられる岡野さんが、認知症のお母さんや、家族との日々を描いた漫画。

    即購入した理由の一つは、実家で父の介護をやっていることもあり、他の人、特に男の人はどう感じているんだろうというのに興味があったこと。家族のことや介護のことを描いた漫画や本は、女性作者の物が中心で、男性作者というのは珍しいなと思ったこと。優しい感じの絵柄も気になりました。

    作品の中には、認知症の人が家族にいる人ならわかる「悲しいけどふと笑ってしまうネタ」が満載。注意していないと忘れてしまう様な小さな小さなこと。忘れていくことは悲しいけども、悲しいことだけではないのです。

    注意していないと忘れてしまう様なことを漫画にできたのは、岡野さんの感受性の高さや、観察眼の鋭さがあるからなのでしょう。そしてお母さんやお父さんへの愛情が丹念に描かれています

    漫画の合間に収録されている長崎の風景、詩、文章も素晴らしいです。

    働くとは何かと考えている若い方、老いた親のいる方、現在介護中の方に読んで頂きたい。

    映画化も楽しみです。
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