外国の人がみた日本は謎のグネグネの国(1)

    東京オリンピックの開催が決まりました。ワタクシは日本から遠いマルタ島のケーブルテレビで開催決定の瞬間をみていましたが、たかだか2週間の祭りにお金をつぎ込むなら汚染水漏れとか、介護が必要な老人の施設とか、過労死とか、そういうものをどうにかした方が、日本の評判が良くなるんじゃないかと、冷めた目でテレビの画面で大泣きする人々を眺めていました。

    この国は、自称先進国ですが、痴呆になった親を抱えて、どこにも入れる施設がなくって、家で煮詰まってしまって自殺する人がいるんですから。そう、そういう人が死ぬか生きるかよりも、祭りの方が大事だという、人に優しい国なんです、日本は。

    そもそも元々冷めているので、学校とか国とか町内会とか、そういう組織で何かやりましたとか、運動会などで、感動して大泣きしている人をいると「こいつ頭おかしいんちゃう?」と考えてしまう全くカワイクないというか、ひねくれた性格なので、そもそもオリンピックとか、運動嫌いで、スポーツにも全く興味がない自分にとってどうでもいいと思っているのですが。

    オリンピックになると東京には大勢の外国人がやってくるはずです。(その頃、原発がどうなっているのかどうかしりませんが多分来るんじゃないでしょうか。)多くの人は日本語がわからず、日本に来るのは初めて、という人も少なくないはずです。さて、そういう人達にとって東京はどんな場所に見えるんでしょうか?

    以下、ワタクシの友人知人や家人の体験を元に説明したいと思います。

    まず、この人達は東京に滞在するので成田空港に到着します。到着した途端に愕然とするのが、空港職員も、車の運転手も、売店の売り子さんも、宅急便の受付の人も、ほぼ100%の確率で日本人であることです。

    これ、先進国から来た人ほど驚きます。

    は?そんなの当たり前でしょう?と思う方がいるかもしれませんが、実は先進国の大都市で、働く人や住民の「単一民族率」が日本ほど高い所というのはあまりないのです。

    移民で構成されているアメリカやカナダ、オーストラリアは皆さんが想像するまでもなく、多種多様な人種で構成されています。一方、何となく「単一民族度」が高そうな欧州の国、例えばドイツや北欧、スペイン、イタリアなども、実は大都市には様々な人種がいるので、日本の様に同じ民族しかいない、ということはあまりありません。

    例えば、何となく「単一民族度」が高そうなドイツの場合。空港職員にはドイツ生まれのベトナム人やトルコ人もいますし、売店店員や空港シャトルの運転手さん、ツアー会社の人などには移民が少なくありません。様々な顔、様々な髪の毛の色の人がいるわけです。

    落ちぶれ国家イギリスの場合。ロンドンに5つの空港がありますが、ぱっと見90%ぐらいの空港職員が南アジア系です。バケッジハンドラーはカリブ海系の移民もいますし、売店やツアー受付の人も他民族。東欧からアジア、南アジア、等々様々な人が働いています。イタリアやスペイン、ポルトガルも空港には様々な民族がいます。

    街に出ると、多人種の洪水です。それもそのはず、ロンドンの住人の50%は外国生まれの外国人で、欧州各国からは様々な人が出稼ぎに来ている上、短期滞在の外国人も大量にいます。

    空港からして「日本人だけ」というのに驚いた外国人は、まるで、スタートレックでどこかの惑星に迷い込んだ気になります。そして、空港を離れて町にでると、この国は本当に日本人ばかりなのだということを実感します。医師、レストランの店員、銀行員、バスの運転手、警察官、学生、赤ん坊と、ありとあらゆる人が日本人ばかりで、同じ髪の毛の色、同じ顔つき、同じ言葉を喋る人々です。

    日本は韓国と並んで、「単一民族度」の高い国で、なんと国民の95%ほどが「大和民族」なのですが、実はそこまで「単一民族度」の高い国というのは多くはないので、外国人がこの様に驚くのは仕方がありません。

    *この記事はメルマガ「週刊めいろま」一部抜粋し内容を編集した物です。全文を読みたい方はこちらからご登録下さい。初月一ヶ月無料です。
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