【書評】英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?~就職活動、仕事選び、強みを作る処方箋  [Kindle版]

    著者の大石さんよりデジタル献本頂き大感謝です。
    感想を書くのが遅くなってしまい申し訳ないです。



    この本なんと100円です。そして自費出版。30分程度で読めるコンパクトな長さ。

    私は今後は電子書籍というのは

    数百円
    新書よりやすく雑誌程度の値段
    • 著者が直接執筆&編集
    コンパクト

    というのが主流になって行くんだろうなあと考えていますが、同書はまさに「ザッツ電子書籍」であります。

    ただ、最近Kindleに増えている「素人が雑文をまとめて売ってみました」という本とは全く違います。

    大石さんは元経営コンサルタントで、現場で実務に携わってきた方なので、スラスラと読むことができる「プロの文章」です。スラスラ読めて、わかりやすく、一発で頭に入る、というお手本。(なお。個人的には実務経験が全くない作家さんなどのエッセーや小説は、実務においては「悪文」だと考えています。娯楽のためであって、実務向けではありません)

    さて、本書の題名をみた大学生や若い会社員の方の中には、「ギグっ」となる方もいるかもしれません。しかし、ご安心を。この本は、決して文系学生を煽る本ではなく「どうしたら良いか」「何ができるか」を丁寧に説明した本です。

    個人的に特に読んで頂きたいのは「第一章 好きなことを仕事にするより、得意なことをしなさい 」です。そうです。向かない続きません。辛いです。「みんながそうするから」と、自分では本当は向いてない仕事をしたり、「就職ランキングで人気だから」と自分には本当はあっていない会社にいっては行けません。

    餅は餅屋、人はそれぞれ、自分は他人と違うんです。では、向くこと、得意なこと、というのは何かというと「あんまり考えなくてもスイスイできてしまうこと」です。

    「第5章 アジアで就職するという選択肢」も面白いです。ワタクシも就職先を日本に限定する必要はないのだ、と何度も書いていますが、海外就職の例の一つがアジアです。

    ただし、アジアと一口に言っても、仕事となると旅行とはまた別です。

    国によっては日本以上の学歴主義、階層社会ということもありますので、現地で先進国と同水準の給料を得ようと思うのであれば、現地のエリートクラスの人と同等、もしくはそれをしのぐ技能や語学力が必要なこともあります。いずれにしろどこの国でも、仕事をこなせるレベルの英語は必須です。(挨拶ができるとか、ちょっとした自己紹介ができる、というレベルではありません)

    日本でうまく行かなかったからアジアなら何とかなる、という気分だと、「想像と違った」ということになる可能性があるので、十分な下調べをしてからチャレンジする必要があります。最初に3−4ヶ月滞在してみるという「お試し移住」というのもいいですね。

    また、海外生活が合わない人というのもいます。物事が進むスピード、労働倫理、衛生概念、契約概念、食べ物、匂い、住居、風景、すべてが日本とは違います。旅行の時は、あくまで短期間の滞在なので、そういう違いを「面白い」として楽しめるのですが、住むとなると、色々あります。

    精神的にきつい、合わないな、とおもったらスパッと諦めて日本に帰国する、違う国に移動する、というフットワークの軽さは重要です。何事も無理する必要はないんです。

    まあ、でもしかし人生は一度っきりです。海外で就職してみたからって命を取られるわけではありませんので、十分な下調べをしてから、ぜひチャレンジしてみて下さい。海外での生活の様子などは、大石さんのブログを読むと参考になります。


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